毒食わば皿まで 2

毒食わば皿まで http://dokusara.exblog.jp の続き

コロナが来た

みなさま

 

巨匠が、先週の真ん中に、ちょっと咳が出るから、ということで、普段から行ってる喘息の病院に行ったらコロナ陽性反応が出ました。

なんとまぁ。

巨匠の体調は、咳は少ししつこく出るようですが、熱が高くても37.4くらいまでで、ゴロゴロしてYouTubeみたりなどして、今のところ軽症と言った感じです。

それより、ずいぶん前から、9/23にウェディングミロンガしたろ、と、タンゴバーのユカコさんに言ってもらっており、遠くに住んでいるひとみちゃんやエリナ嬢にも声をかけて来てくれることになっていたのですが、延期になってしまいました。

元々、同じタイミングで、巨匠が昔から知っていてよく話題に出てくるリバローラ先生がアルゼンチンから来てワークショップとミロンガがある、ということで、最初はウェディングミロンガしよか、と言ってもらっていたところ、リバローラ先生のミロンガの中で私たちのウェディングデモがある、という感じになっていたので、わたし達がコロナで行けなくなることで、9/23のタンゴバーのイベント自体が潰れることはなくて、ウェディングデモが無くなっただけではありましたが、けど、誘っていたお友だちには、急な延期で申し訳なかったし、なにしろ、なんやかんやとわたし自身楽しみにしていたので、残念でした。

リバローラ先生のワークショップも受けたかったですし、久しぶりのお友達たちに、踊ってるところを見てもらうのも楽しみでしたが、仕方ないです。

転職したところで、有給もまだ付与されてないし、どうなるんかな、と思っていましたが、新しい会社は、同居家族が陽性の濃厚接触は在宅勤務してくださいよ、ということで、会社がWi-Fi貸してくれて、陽性が分かった翌日から在宅を始めてしてみました。

そもそもまだ始めたところの仕事で習うこともいっぱいあるのに、1人在宅というのは不安ではありましたが案外なんとかなるもので、前の会社やとこういう場合、在宅もなかったはずやし、いろいろ仕組みが整っていてええな、と、思いました。

で、9/23は、結局ミロンガに行けないので、スーパーに必要なものを買いに行く以外は大人しく家にいて、温泉も行かず巨匠と家庭内別居のまま、ハンニバルのDVD見まくりました。f:id:dokusara:20220925000025j:imageなんなん、めっちゃおもろいやん。

わたしは多分シーズン3が一番気に入りました。

ベデリア姐さんも好きなキャラになってきましたし、アラーナもS3になってからのが好きな感じです。

なんとなく、各キャラクターが、ドラマの中で自然にそうある様子に見え、多分今までのシーズン1と2を見てきたことで自分の中で各キャラへの理解が深まり、よりイキイキして見え、その上でのあのラストシーンというのが余計によかったな、と思いました。

ヴァージャー家からウィルを助け出して(おそらく少しはヒロイックな気分もあっただろう)ハンニバルが、あっさりウィルに振られて、そのあと寒いところでちょっと時間を潰したであろうハンニバルが、私がどこにいるか君に知っていてほしい、と言って逮捕されに来るところが、えー、なんの告白!と、めっちゃんこツボりました。f:id:dokusara:20220925001825j:imageはまってみていたら、今度は私の声がカスカスに枯れてしまい、明らかに風邪の症状。

これは、やばいかな。。

翌朝、土曜の午前中に、巨匠が行ってた病院が、家族が症状出てきたら来て、と言ってくれていたので連絡し、行ってきました。

PCRに抗原検査の両方受けましたが、わたしは陰性。

陰性とな!このまま熱が出なかったら、コロナ罹ってない態で濃厚接触者の決まった日数後、出社してよい、と言われましたが、帰ってしんどいので寝て起きたら37.5まで出ました。

頭も痛いので処方されたロキソプロフェン飲んでまた寝てたら治りました。

熱も下がったようです。

晩御飯は、簡単に、巨匠が買い置きしてくれていたレトルト参鶏湯に冬瓜を入れてシャトルシェフで温め、それを食べました。

またケロッとして、ハンニバルの続きをみて、先程最終回まで行き、特典映像も見たりして、ゆっくり過ごしました。

三連休なので、明日も休み。

さっさと治して、月曜日から、また、在宅勤務頑張りますよ。

転職して祝日が休みになったのも本当によかったです。

あいつ採用してよかったな、と、思ってもらえるように、頑張りたいと思います。

ウェディングミロンガは、あらためてご案内したいと思います。

前に来てくれると言った人がみんな来れるとは限らないと思うけど。。

 

そんなこんなで。

わたしはコロナか?普通の風邪か?一体どっちやねん。

みなさまお身体にお気を付けてお過ごしくださいね。

ごきげんよう

退職記念北陸中部縦断旅〜富山へ

みなさま

 

この旅行は北陸を通って立山に行き、南下して鳥羽に行く流れで、この日の行程は永平寺からその日の宿の富山県射水市新湊内川に向かう、と言うものでした。

f:id:dokusara:20220925222552j:imageそれで、とりあえず永平寺でお昼を食べた後に、5時くらいまでに新湊に行けばいいということで、もしかしたら途中、白川郷通れるんちゃうん、と、山の方へ向かって入っていきました。

金沢は見る所が多そうだったので行程に最初から含めておらず、そんなら、白川郷は多分いってみるだけで気が済みそうかも?と、通ってみる計画にしました。

その途中で、勝山を通り抜け、恐竜を見ました。f:id:dokusara:20220918153200j:imageシカオと恐竜。恐竜デカイです。f:id:dokusara:20220918153256j:image巨匠の運転で、快調に山の道を進みます。f:id:dokusara:20220918153411j:image上がガラスルーフになるの気持ちいいです。f:id:dokusara:20220918153504j:image斜面にある道は、雪対策で、トンネル様になっていました。f:id:dokusara:20220918153556j:image知らん間に、えらい高いとこまで上がってきてるで。

どんどん走って道の駅があったので、そろそろ休憩しよ、と前知識なく入ってみました。f:id:dokusara:20220918154622j:imageどこなん、ここは。

道の駅 公式ホームページ 全国「道の駅」連絡会

石川県のようです。f:id:dokusara:20220918154806j:imageきじとらコーヒーという自家焙煎のコーヒー屋さんがソフトをやってて、良さそうだったので、コーヒーとソフトを頼んでみました。

わたしはシロネコのミルクソフト。コーヒー頼むから、ソフトも

巨匠は、コーヒーのソフトにしていました。f:id:dokusara:20220918154921j:imageなんか、コーヒー豆を削ってかけるトッピングがあり、巨匠は試していました。f:id:dokusara:20220919181713j:imageこれが結構いい味で、ハマったそうです。コーヒーのソフトにコーヒー豆を削ってかけ、コーヒーを飲む、しつこいか?と思いましたが全然そんなことなく、美味しそうでした。f:id:dokusara:20220919182408j:image道の駅の中では、フグの子をぬか漬けにしたものを売っており、すぐに家に帰らないので買いませんでしたが、めっちゃ興味を引きました。

フグの卵巣をぬか漬けにしたもので、元々は前田藩への献上品だったそう。

毒盛ったろと思って献上したのかな。。

ここから、白川郷の方に行く山道に入って行くぞ!と、気分を新たに山の方へぐぐっと入って行きました。f:id:dokusara:20220919182929j:imageそしたら、何とかルートの入り口で、なんと、通行止め、通り抜けできない、との案内電光掲示板が流れているではないですか。

ブログに書こうと思って、何でも写真撮ろうとし、あの看板撮るからゆっくり行ってな、と進んでいったら、通行止めに気がつきました。

何やー、しゃーないな。

ということで、ここから、行くつもりがなかった金沢市内の方へ向かい、市街地は通りませんでしたが、街付近のバイパスを進んで行きました。

街のあたりは、運転が面白くなさそう、とのことで、巨匠が運転を代わってくれましたので、わたしがシカオを運転しました。f:id:dokusara:20220919183300j:image石川県はそんくらいで完全にスルーして、富山県に入りました。

トイレ休憩や、と、あまり巨匠がそそられなかった何もなさそうな道の駅メルヘンおやべに入りました。

もう富山県です。

道の駅メルヘンおやべ | スポット・体験 | 【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」

なんでメルヘンなんやろね。

丑の刻参りしてそうな牛さんは、なんやろね。f:id:dokusara:20220919183647j:imageドッグランで、お犬が走ってるのを微笑ましく見て、さらに進み、なんとか5時ごろに新湊のお宿着。f:id:dokusara:20220919183909j:image夕方のうちに宿全景を撮らなかったので、これと、朝の写真を。f:id:dokusara:20220919183943j:image古民家を改装して、一棟貸しにしてるとこに泊まりました。

水辺の民家ホテル【公式】|富山県射水市・古民家をリノベーションした宿 |

来たかってん、ここ!

ちゅうことで、続く。

 

ごきげんよう

退職記念北陸中部縦断旅〜永平寺

みなさま

 

福井市内に泊まって、翌日は朝から永平寺に行きました。

この日は、永平寺に行ってみて、夜は富山県射水市の新湊に泊まる計画でしたので、朝からしっかり動くつもりでいきました。

f:id:dokusara:20220913125734j:imageホテルは朝ご飯付き。

朝からわかめご飯食べました。f:id:dokusara:20220913125822j:imageこう言うのが福井の売りなんですね。

すこ、って何なんや。福井はまた来なあきませんね。f:id:dokusara:20220913225102j:imageチェックアウトして駐車場へ。

なんか、道から水がジャージャー出ていました。雪を溶かす機構を動かしているようです。

なんで今動かしているんでしょうね。f:id:dokusara:20220913225253j:image車に乗り、街を抜けて永平寺へ。途中、そそる酒饅頭屋さんありました。寄らずですが。

酒饅頭て、美味しいですよね。なんか久しぶりに食べたいな。f:id:dokusara:20220913225429j:imageどんどんのどかになっていきます。羽二重餅の実家に近づいてきました。

のどかな羽二重餅の実家ところから、永平寺という標識にしたがい進んでいくと、駐車場がありました。

あ、駐車場や、と思ったら、駐車場のおじさんが、警備員さながらの手振りで、バーっと腕を回して駐車場のほうに誘導して来ました。けど、その奥にも駐車場があるように見えます。

とりあえず停まって窓を開け、駐車場?あっちのも駐車場じゃないんですか?と聞いたら、あっちの市営のは1時間いくらで、高くなりますよ、との説明。

えと、この奥にも駐車場あるってことですか?永平寺までで、ここが最後ですか?と聞いたら、いえ、奥にもありますよ!うちはお土産物屋さんのクーポンもありますしよかったらどうぞ!と、言うことで、さらに奥へ。

坂の上の方のもっと永平寺に近いところにも駐車場があり、しかも、提携のおみやげものやさんで買い物したら駐車場代が無料、と言うところが複数軒あり、そちらにしました。

うっかりやられるとこでした。f:id:dokusara:20220914083923j:imageポンちゃんたちとは、ここから別行動。f:id:dokusara:20220914084010j:imageバスが来たところみたいで、おばちゃんたちのグループが写真を頼んできたので撮ってあげました。f:id:dokusara:20220914084302j:image吉祥山永平寺

巨匠の実家は曹洞宗だそうで、来てみたかったんだそうな。

ゆく年くる年でよく映るイメージの永平寺ですね。f:id:dokusara:20220914084506j:imageなんか注意が書いてますね。

乗り物ダメだって?

ぼくら歩かなきゃいけないかな、乞尊意!、と、23が言うので、中々、なおちゃんのカバンは乗り物ですか?と、問答しました。珍重〜!万歳〜!

(元ネタは、下記、15分30秒くらいから。)

永平寺の日々 修行に励む雲水たちの1年間 - YouTube

f:id:dokusara:20220914123634j:image永平寺って、どんなとこなん?ということで、中の地図。この日はいい天気で、緑が綺麗でした。f:id:dokusara:20220914123726j:image手水。なんと、自動水栓です。

いろんな人が来るからコロナ仕様になったんやろな。f:id:dokusara:20220914123911j:imageさて、お参りしましょう!f:id:dokusara:20220914230641j:image中に入ったところに見える建物は、和風の新しめのビルのようなもので、ちょっと天理にある天理教の施設みたいな感じです。

たくさんのお坊さんが集まって修行しているので、天理教も沢山人が集まるので、おんなじような感じに結果的になってるのかな。

とりあえず靴を脱ぎスリッパに履き替えて順路通に進みました。

なんか、ビルやん?というところを順路通り通っていくと階段があり、のぼっていくと、綺麗な天井の、畳の大広間がありました。f:id:dokusara:20220915190948j:image真ん中で写真撮ろうとしたら巨匠が邪魔しに入ってきました。f:id:dokusara:20220915191056j:image天井には、一マスずつ草木や動物が描かれており、飽きることがありません。f:id:dokusara:20220915191207j:imageええやん、楽しいな。f:id:dokusara:20220915191243j:imageここで寝泊まりしたら、携帯見ずに、天井を眺めているうちに楽しい気持ちで眠れそうですね。f:id:dokusara:20220915191339j:imageリスもいるわよ。f:id:dokusara:20220915191558j:imageわかるかしら?f:id:dokusara:20220915191435j:imageゴロゴロして写真撮ったりしていたら、巨匠に、ほなら、次行こか、と声かけられました。

進んでいくと、永平寺の古い部分に繋がっていきました。f:id:dokusara:20220915191947j:image絵になるね。f:id:dokusara:20220915192406j:imageあ、あれが、ゆく年くる年の除夜の鐘じゃない?

鐘は立ち入り禁止区域にあり、この前まで行ってみることは出来ず、紐にリスを止まらせるとかも無理でした。

多分、観光地、というよりも、修行の場、という感じなんでしょうね。入場料はとるけどね。f:id:dokusara:20220915192714j:imageこんな感じで、遠くから見ました。iPhone 13proのズームはすごいですね。f:id:dokusara:20220916191304j:imageここから見えましたよ。

四天王もいたと思います。f:id:dokusara:20220916191405j:image横の回廊を登っていき、その山門を斜めから見ました。

カッコいいね。f:id:dokusara:20220916191508j:imageさっきの写真の山門から見上げたところは中廊下みたいになってるのですが、そこから、山門を見たところ。

その中廊下みたいなところを通るお坊さんはみんな、急いでいそうな人も全員、真ん中のところで、上のお堂に向かってお辞儀をしてから通り過ぎていきました。f:id:dokusara:20220916191704j:imageお辞儀していったのは、この先にある仏さんに向かってですね。

わたしは仏像に対してあまりピンと来てないので、めっちゃ急いでいそうなお坊さんがこなたに毎度お辞儀しているのをみて、日々の振る舞いが偶像に縛られているようにも感じましたが、多分あの人たちはめちゃんここの仏像を推していて、その像はみんなが大事にしているので、きっと魂が入っているのでしょう。

物体としては布とワタの塊であるところのぬいさんたちに魂を感じ、大事にしているので、仏像を大事にする気持ちも想像するようにします。わたしはお寺で仏像みると、そんなに古いんやなー、とか、枯れてカッコええなーとか、または、この顔はあんまり好みじゃないな、とか、わー、ホンマに木でできとるんか!とか、割と信心とは別のところで見てしまうので、お坊さんが組織的に仏像を崇拝しているように見えたのが、正直少し違和感を感じたわけですが、細かく自己分析すると、わからんでもないです。それに、関係ない他人に蔑ろにされたら、ちょっとやめてよ!魂入っとんのに、と、思うやろな、と思ったので、わたしも拝みました。f:id:dokusara:20220916201406j:image階段を登って、お坊さんたちが最敬礼するご本尊へ。

ご本尊は写真禁止でした。どんなふうかあまり思い出せません。

暗いお堂の奥にいたような気がします。f:id:dokusara:20220916201639j:imageその前から振り返って、さっき通った中廊下と、その向こうに山門。

中廊下の手前のところに小さい水辺が作ってあって蓮が植えてあるのがいとをかし。f:id:dokusara:20220916210438j:imageばっちりかっこいい写真を撮る巨匠。f:id:dokusara:20220917151815j:image勉強する23。

天保何年、て、古いんだね。

それから、そちらの横のホール?で、お坊さんが集まってお経を唱えてるのを見学しました。

風呂敷みたいなのを膝の所に上手に畳んで敷いた上に膝をついて、床に膝ついて何度もお祈りしているのが、五体投地を思わせました。

いい声でめっちゃ法堂の方まで響き渡ってるのですごいな、と言って振り返ったらスピーカーがありそこから拡声されていました。

永平寺のスピーカーはBOSEではありませんでした(大谷廟は坊主にかけてかBOSEでした)。f:id:dokusara:20220917152409j:imageめっちゃええ声の読経だったね。f:id:dokusara:20220917152459j:image降りていった所にめっちゃでかいすりこぎがありました。

これで胡麻を擦りまくって胡麻豆腐作るんかな?

後で、胡麻豆腐買いました。f:id:dokusara:20220917152559j:imageあ、さっき中にこれのレプリカ展示してあったな。f:id:dokusara:20220917152658j:imageちょっとみるだけ、と思った割にガッツリ楽しんで、出た所でお蕎麦と胡麻豆腐を呼ばれました。

永平寺では、宗教家同士で宗教の優劣を争って宗論を戦わせてはいけない、とか、靴を揃える心、他の人の履き物も乱れていたら整えておく心を全員がみんな持つことで世界平和になる、みたいなことが書いてあって、興味深く読みました。英語にも訳してあって、外国人のお客さんにも伝えたい永平寺の心なのかな、と思って読みました。

靴は、日本人以外はあまり脱がない(韓国も脱ぐかな?)ので、外国で靴が散らばることもなければ、おそらく他人の靴を揃える機会もあまりないので、気持ちはわかるけど、世界平和と結びつけても何とも伝わりにくい例えやな、と思いましたが、せっかくなので、旅行中はずっとあちこちで(山小屋やトイレのスリッパなどで)履き物を揃えまくって永平寺の心を持つようにしてみました。f:id:dokusara:20220917153259j:imageお蕎麦。

海老天は揚げたて。

エリナ嬢が教えてくれた越前そばの店はきっともっとめっちゃ美味しかったのかもしれないけど、ここのも普通に美味しかったです。f:id:dokusara:20220917153413j:image修行してみる23とリス。

門前の小僧ですかね。f:id:dokusara:20220917153502j:imageここから一路次の目的地、富山県射水市の新湊内川へ向かいました。途中山の方へ入っていったら、勝山の辺りで恐竜の化石が出たことを記念して、恐竜のでっかい像がありました。

続く。

 

ごきげんよう

退職記念北陸中部縦断旅〜福井の夜

みなさま

 

真っ暗な海岸線の道をうるさいほどの虫の音に追いかけられながら、どんどん北上し、えらい制限速度ピッタシで走るなぁ、と言う車の後ろにつきながら、なんやかんかと走って福井市着。

ホテルはどこかね、繁華街に近いはずやけど、と、進んで行き、無事着。

わたしが地図で見ていたイメージでは、アズイン福井はガヤガヤしてそうな飲み屋街に近く、何車線かある大きな道沿いだったので、窓開けて寝るとか空気が悪そうで、きっとうるさい立地に違いない、と思っていたのですが、着いたのが日曜の夜だったので、それはそれは静かだったのでした。

ホテルから近くのコインパーキングとホテルが契約していて、そこに停めました。

荷物をちょこちょこ持って、ポンちゃんとマキちゃんも寝に来ました。

それから、エリナ嬢が福井に詳しいはず、と、何軒かオススメを聞いておいたのですが、日曜の夜に行くとは言ってなかったので、聞いた店もしかして閉まってるかな?と、調べてみました。

聞いていた店のうち、一軒は日曜は定休日で、もう一軒が開いていました。

それと、ホテルのフロントの人がお薦めしてくれたのと、両方前まで行ってみて、エリナ嬢の推薦の方にしました。

和ぼうず - 福井城址大名町/居酒屋/ネット予約可 | 食べログ

大人向けの居酒屋、と言う感じでしょうか。

メニューに値段がないのがビビりました。f:id:dokusara:20220910223859j:image(来たで、と送った写真)

エリナ嬢には、福井行くなら、ふく割というアプリを取っておくようにアドバイスを受けており、それが使える店みたいでした。ふく割は公共の地域振興策みたいで、外食や観光地で割引が効くと言うものです。

メニューに値段がないので、ビビりまくって、とりあえずお腹を膨らますもの食べておいて、と、巨匠にお願いし、しらす丼を注文してもらいました。

そのほか、へしこなどの福井っぽい食べ物を注文し、お酒も頼みました。f:id:dokusara:20220910224042j:image鰆のたたき。f:id:dokusara:20220910224115j:imageへしこ。

ほんで、抑えに頼んでおいたしらす丼が美味かったです。f:id:dokusara:20220910224248j:image白エビの天ぷら(唐揚げやったか?)にレモンをかける巨匠。

ええやん。

巻き寿司も、へしこと茗荷の巻いたんにしました。

隣の卓に、真っ白なスニーカー履いて足首見せていそうな、ヤンチャ風のおっさん二人組が来て、ウェイトレスの女の子を馴れ馴れしく下の名前で呼びました。(そうそう、私たちにはめちゃくちゃ涼しく羽織りが必要な福井の夜でしたが、地元の人はみんな半袖Tシャツ一枚で、暑そうにしていました)

そのあと、詳しい顛末は見ていないのですが、お店の女の子がムッとして怒っていて、おっさんのうちの1人が、俺が触ったら運気が上がって縁起がええのに、と、ヘラヘラして言い、お店の女の子が、ハァ?知らんし、あほちゃうん、と、キレていたので、女の子、ちゃんと怒ってエライ、と思って心で応援しました。

その卓には、そのあと、キャバの同伴風の若くてシナを作ってる風の女の子たちがきて、おっさんたちの横の席にそれぞれ付き食事を始めたようすで、その頃には通路に面した暖簾を下ろして個室風にしていたので、興味が薄れましたが、福井とはこういうこと居酒屋でしよるおっさんまだおるか、と、ちょっとビックリしました。f:id:dokusara:20220910224401j:imageこれ。美味しかったです。

北陸は白エビ推してきますね。f:id:dokusara:20220910224448j:image確か、サザエの串焼きだった気がする。f:id:dokusara:20220910224641j:image地鶏の炭焼き!f:id:dokusara:20220910224713j:imageエビクリームコロッケに、ビスクソースがついてるやつ。

わたしこれがめっちゃ好きでした。

わりかし大きかったです。f:id:dokusara:20220910224808j:image他にも頼んだかもしれないですが、ミックス茶漬けで〆。

美味しかったですよ。

結局びびってご飯多めに頼んで、お酒を一つ頼み、二人で8000円、ふく割に5000円以上なら1000円引、ていうのがあったのでそれを使って、2人で7000円で食べられました。

ふく割すごいな。

エリナ嬢教えてくれてありがとう!

f:id:dokusara:20220910225108j:imageそれから、ほとんど誰も歩いていない店閉まって真っ暗な繁華街を歩き、街に座り込んで耳につく替え歌をギター鳴らして歌ってる人を背中で聞きつつ、買えなかった羽二重餅の看板を撮りました。

福井は羽二重餅やでな。

ここのは上品そうなあんこを包んであるようです。興味あり。f:id:dokusara:20220910225318j:imageおうに。

ウニだけを恭しく売って生計立ててる会社か。なんか凄そうです。

ここも、外から見るだけ。

どんなすごいウニなんやろか。

ちゅうことで、ホテル帰って寝ました。

窓開けて寝たら、全然静かで、割と涼しくて、よく眠れました。

次の日は永平寺に行きましたよ。

 

ごきげんよう

退職記念北陸中部縦断旅〜水晶浜

みなさま

 

お寿司屋さんで、水晶浜へ行くと言ったら、水晶浜ですかー、そこの松原海岸でも十分泳げますけどね、と、板前さんがいいました。

水晶浜はあんまりですか?と聞いたら、有名になったのは最近ですね、特に名古屋の方から、ちょっと身体に模様入ってる感じのヤンチャめな方が多いですね、とのこと。

ほー、そうなんや。

巨匠が気になっていた、砂浜だけある船で渡る島のことも聞いてみたところ、板前さんは、行ったことはありますけど、松原で、泳げますよ、とのこと。

わたし的には、そこまで言われたら松原が俄然興味湧いてくるんですが、巨匠は水晶浜の頭になっていたため、とりあえず水晶浜へ行きました。

こっち行ったら原発、あっち行ったらトンネル越えて水晶浜、と言う道を通り、海水浴場地域へ。

課金制のシャワーや空気入れを無料で使えるという一角がある、前払い制の駐車場に停め、浜へ向かいました。

f:id:dokusara:20220908233529j:imageさすがに結構賑わっていますね。f:id:dokusara:20220908233647j:imageあの先の方は、福井名物原子力発電所です。

海は流石に綺麗な色です。

あの原発、ボンていうたら、琵琶湖の水も汚染されて、京阪神一帯が汚染されるそうですね。

うーん…。

思わずそんなことを思う景色ですが、そんな社会派なことは一旦置いて海水浴です。f:id:dokusara:20220908234115j:imageなにしろ、波がデカいです。

敦賀湾の中ではなく日本海に直接面しているからでしょうか。f:id:dokusara:20220908234248j:image急に深くなりますし、海底の形のせいか、外海に面しているせいか、風のせいか、とにかく波がデカいです。

わたしはガッシリ浮き輪をはめて、巨匠と入ってみました。f:id:dokusara:20220908234441j:imageこれが、ギャー!大波に浮き輪ひっくり返される!と、恐怖に身を縮めながら、必死に押したiPhoneのシャッター。f:id:dokusara:20220908234441j:imageギャー!
f:id:dokusara:20220908234625j:imageギエー!
f:id:dokusara:20220908234637j:imageわ、わ、わ!
f:id:dokusara:20220908234629j:image
f:id:dokusara:20220908234633j:image
f:id:dokusara:20220908234640j:image結局、浮き輪を返されることはなかったですが、一気に浜へ打ち上げられ、転かされて、水着やラッシュガードのスパッツの中、上から穿いてた半パンのポケットの中までジャリジャリに砂が入り、心が折れました。

おそらくこの衝撃で、12歳の時に岡山のパピータウンでおばあちゃんに買ってもらったクラシックミッキーのちょっとお姉さん風の浮き輪に多分穴が開き、空気が漏れるようになってしまいました。

小6の時におばあちゃんに買ってもらって30年になる、と言ったら巨匠がもう十分使ったやろ、と言ってきましたが、ここまで来たら後50年、絶対直して使うからな。

強力多用途補修テープ|PRODUCTS(製品情報)|ゴリラ[GORILLA]呉工業株式会社これがいいかな。

よく調べて直します。

 

もう一回くらい海に入りましたが、大波がほんまに怖くて、巨匠がその波を越えた向こうはちょっとマシやから、そこまで行こう、引っ張るのですが、とても波を越えられず、浮き輪返される!ひっくり返る!無理!無理!ぎゃー!となり、一生懸命浜に向かってバタ足してるのに、巨匠にガッツリ浮き輪を捕まれ、しばらく恐怖にパニック状態でもがいて波に揉まれていましたが、やっと離してもらい、再上陸。

すっかり心折れ、少し座って日にあたり暖まろ、と思いましたが、なにしろ水着や服の中に浜の砂利が入りまくって、座ったらお尻が痛いです。

ぶつくさ言ってポケットから砂を出していたら、巨匠が、シャワー一度行って砂を落としてきたら、と言い、そやな、と、一度ホテホテ歩いて駐車場に戻り、200円でさっぱりして、また水着とラッシュガードを着て戻りました。

巨匠は待ちくたびれており、行ってくるか?ここで見てるし、と、見送り、シートの上で日向ぼっこして、暖まりました。f:id:dokusara:20220909000518j:imageペシャンコの浮き輪で大波に翻弄される巨匠。f:id:dokusara:20220909000712j:imageこの臨場感。

思い出しても怖いですね。

巨匠も、一回、波に派手に転かされていました。巨匠は楽しそうでよかったです。浮き輪は、おばあちゃんが買ってくれた良いものだったので、浮き輪の空気室が、①室と②室に分かれているタイプのもので、穴が空いたのは②室だったので、巨匠はペナペナの②室の浮き輪を体に巻き、空気がちゃんと入った①室をしっかり掴んで浮かんで楽しんでいました。

おばあちゃん、長持ちする良いもの買ってくれてありがとう。おかげさまで、買ってくれた浮き輪を夫と使っています。

おばあちゃんは、わたしが結婚しないのをちょっと気にしていたぽいので、こうして夫と浮き輪が使えて、おばあちゃんも喜んでいると思います。f:id:dokusara:20220909001446j:image気が済んだ巨匠は、ソフトクリームを買いにいきました。

わたしはその間、シャワーで濡れた体がすっかり乾いて暖まり、もう海入らんでいいな、と言う気分に。f:id:dokusara:20220909001629j:imageええ天気でよかったなぁ!

わたしは寒がりなため、体を冷やすアトラクション(海水浴、ソフトクリーム、雪中行軍など)は基本的にちょっと引き気味なので、男子のペースで遊べないのがちょっと巨匠に気の毒ですが、この日は晴れてよかったです。

ソフト食べて、巨匠もシャワー浴びてきて、2人で日向ぼっこして少し乾かしてから車に戻りました。

波に負けて、2回しか海に入りませんでした。

そういえば、鳴門でも、ほんのちょっとしか入りませんでした。

子供の頃、おじいちゃんやおばあちゃんが一緒に海に来ているのに、水着にならず、海に一緒に入らないのが不思議でしたが、だんだん海に入らんでも良くなって来るのかな、と、ぼんやり思いながら身体を暖め、乾かしました。

それから、巨匠が、近くで見てみたい!というので、例の浜だけある島の方に行ってみました。f:id:dokusara:20220909002744j:image指差してもらいましたが、わかりますかね。

ここの海岸から船が出て、浜に上陸できるそうですが、船が運行している期間が終わっていました。f:id:dokusara:20220909002926j:imageこっちの方がもしかしたら波が穏やかだったかもしれません。f:id:dokusara:20220909003028j:image松原の近くのファミマに島へ行く船の案内が貼ってありました。

また今度行ってみたら面白いかもしれません。f:id:dokusara:20220909003151j:imageそれから結構渋い敦賀の街を抜けて、夕焼けを狙って海岸沿いを北上し、途中で温泉にはいり、各自お風呂から夕陽をみました。f:id:dokusara:20220909003330j:imageこの辺の旅館もいいな、カニが売りなんかな、と、言い合いました。f:id:dokusara:20220909003453j:imageお風呂入ってさっぱりし、一路、福井市に予約したビジネスホテルを目指しました。f:id:dokusara:20220909003617j:imageこの辺の旅館もよかったけど、と、ちょっと後ろ髪引かれつつ。

海に見えてる光は、イカ釣り船でしょうか。

 

続きはまた今度。

ごきげんよう

退職記念北陸中部縦断旅〜開幕 敦賀お寿司編

みなさま

 

と、いうことで、15年くらい勤めた新卒で入った会社を辞めました。

転職活動と、コロナのワクチン副反応と、最近始まった公休曜日が土日じゃなくなったせいの調整のための有給消化で、有給休暇が8日しか残っておらず、最終出勤日の後、5泊の計画で北陸から立山、さらに南下して鳥羽、という旅行を敢行しました。

まず1日目。

綺麗な浜だと名高い福井の水晶浜へ。

f:id:dokusara:20220906184315j:image途中のSAでよそのぬいさんがこけていました。f:id:dokusara:20220906184412j:image滋賀の北の方通過。

伊吹牛乳も美味しいです。f:id:dokusara:20220906184637j:image賤ヶ岳SAでした。

福井に入って行きました。

ちゃんと朝早くから出たから、もうめっちゃ近いやん、お昼前に敦賀を通ってしまうから、海岸の近くのお寿司屋さんに行こうか、ちょうどこないだ持って帰ってきた冊子に載ってたとこ、と、言いつつ進んで行きましたが、ちょうど重要な分岐のところで、私がごちゃごちゃ要らん操作を音楽のことでいじって、ナビ画面が見えなくなり、うっかり高速道路を降り損ね、遠回りをすることに。

こういう時、巨匠は穏やかに、「もー、だから音楽は後でええていうたやんー」くらいにしか文句を言わず、逆ギレもせずに穏やかに運転を継続してくれるので、ほんまにこの人と結婚してよかったな、(うちの両親ならボロカスにボロカスを畳み掛けるわな、私もボロカスに言うクチやけど、こういう時も穏やかな人って世の中におったんやな、よかった)と、心から思います。f:id:dokusara:20220906185240j:imageそれで、せっかく通り過ぎてしまったので、本当は通る予定がなかったSAで、敦賀の街を俯瞰してみました。

f:id:dokusara:20220906185700j:imageあの半島の先のところに、船でしか渡れない砂浜だけの島があって、そこもちょっと憧れますが、今回はその半島の向こう側の水晶浜を目指します。

f:id:dokusara:20220906185900j:image退職記念!フルカラー!決意のY字バランス奉納です。

それから、この次の降り口で出て、すぐにまた高速道路乗って、折り返して敦賀市内に行きました。

その間に、ググって敦賀で食べたいお寿司屋さんを探し、目星をつけました。

こちらは、退職時の上司だったT○さんがおはなむけとして、5000円包んでくださって、それで2人でごちそうになろう!と、意気揚々とお寿司に向かいました。

口コミをざっとみた感じだと、おまかせが良いようだったので、12時の開店と同時に一番客で乗り込み、予約してないんですけど、、と言ったら、あのお席でよかったらどうぞ!と、感じのいい板前さんに、通してもらいました。

席につきながら、あのぅ、、メニューとかよく知らないで来たんですけど、2名で5000円のおまかせって、可能ですか?と、恐る恐るきいたところ、板前さんも、あっ(もしかしてややこしい客?)という感じで、ウチお昼は一人5000円のおまかせだけなんですよ…うーん、2人で5000円か…と、言われたので、つい、あ!1人3000円はどうですか?2人で6000円、と、すぐ引き下がらずに反射神経で価格交渉してしまい、結局2名6000円で、お腹いっぱいにならないかもしれませんけど、大丈夫?と、言われながら、その値段で出してもらえることになりました。

これを読んだみなさんは、とっても美味しいお店だったので、わたしのようなゴジャは言わずに、ちゃんと5000円で食べましょう。この親切で腕の良いお寿司屋さんが、今度こそちゃんと儲かりますように、何卒よろしくおねがい致します。f:id:dokusara:20220906233502j:image着席し、用意をしながら、どこから来られたんですか、敦賀初めてですか、と、お話をしました。

初めてだというと、それはようこそお越しくださいました、敦賀の第一印象背負うのは責任重大ですね、というようなことを言って、丁寧に返してくださいました。

ガリは少し梅風味の赤みの強いピンクです。f:id:dokusara:20220906233640j:imageアオリイカ、今ちょうどハシリですね。

味はつけてありますので、そのままおあがりください、とのこと。

なぬー!うまー。めっちゃ美味しいです。

そうこうしているうちに、予約のお客さんが続々入ってきて、すぐに満席になりました。

板前さんに、お土産を渡している常連風のお客さんなんかもいて、5000円のランチ行きつけなんや、すご、と思ったりしました。f:id:dokusara:20220906233904j:image連子鯛の昆布締め。ちょっとお酢で拭いてあるらしく、酢の香りがして味わいに締まりがあります。

こういうのもあるのか。f:id:dokusara:20220907080915j:image甘エビすだち塩。甘エビデカいです。すだちが爽やか。f:id:dokusara:20220907081207j:image宮城県塩竈市の天然クロマグロの漬け。このタレ、醤油なん?なんか美味しいで(と、ヒソヒソ巨匠に言いました)f:id:dokusara:20220907081455j:image鯵。なんか緑の美味しい薬味が載っていました。f:id:dokusara:20220907081618j:image板前さんが銀色のブリキの缶からパリッとした海苔を出して、包丁でザクッと形を整えて、いくら軍艦に。

いよいよクライマックスか?f:id:dokusara:20220907081807j:image鰆のあぶり。

ちょっと前までは、ほんとならこの辺りで鰆なんか獲れなかったのに、変わってきちゃってるんですかね、とのことでした。f:id:dokusara:20220907081955j:imageネギトロ巻き。全部美味しいです。f:id:dokusara:20220907082127j:image大トロ!

ほんま、ひとり3000円か?

生クリーム載っているプリンアラモードでも食べてるようなクリーミーさです。f:id:dokusara:20220907082243j:imageしめ鯖。

わざあり!ほとんど酢のキツさがなく、ただ、さっぱりさせてあるだけ。

板前さんはひとり3000円やとお腹いっぱいならんかもと言ってたけど、出まくります。

さすがにこれで終わるのか?f:id:dokusara:20220907082819j:image出たぁ!のどぐろの炙り!口コミで、これ食べて悶えた、という人がいたのを見ました。

f:id:dokusara:20220907083328j:image巨匠はノドグロが大好きなので、3000円なら出んかと思ってたけどよかったな!と顔を見合わせました。うまし。f:id:dokusara:20220907083447j:imageうなぎ!

なんか、福井のこの辺りは結構うなぎ推しみたいで、先日持ち帰ったパンフにもうなぎの店がたくさん出ていました。

海苔、普段なら別に無くても、と思うのですが、海苔ありで全部が絶妙に美味しくて、よかったです。

f:id:dokusara:20220907083705j:image途中から、板前さんが、他のちゃんとしたお客さんと私たちの差をつけるのが面倒になってきて、ええい、ウェルカム寿司や!と腹を括って全部出してくれてるような気がしました。

無理を通してしまったような気もします。

けど、大満足し、敦賀の印象爆上がりしました!!!

ありがとうございました!

これ読んだ人は5000円で予約していきましょう。よろしくお願いします。私も次はそうします。

めっちゃ美味しかった…。お腹いっぱいです。

ありがとうございました。

f:id:dokusara:20220907084011j:imageそこから水晶浜へいきました。

それはまた今度。

 

ごきげんよう

朝来にて友達と会う

みなさま

 

前に、朝来で古民家を改装して本屋さんをしている友人のユキちゃんが、新聞の取材を受けていました。

そんで、それを、エリナ嬢がシェアしてきたのを見て、ん?この記者は中高の同級生な気がするで、と、本屋のユキちゃんに言ったら、たしかにタカタナオコの友達ぽい!聞いてみる!と言ってくれ、まさかの20年ぶりに会うことになったのでした。

うちから大体1時間40分。遠いんちゃうん、と気にしてもらいましたが、今な、毎日片道2時間通勤しとるねん。もうじき終わるけど!だから、遊びの用事で移動するのは全然平気、ということで、シカオで一人で行ってきました。

最近巨匠に運転を任せきりだったので、私、2時間の運転もつのかしらとちょっと不安でしたが、シカオのオートクルーズ機能で楽チン、全然平気でした。

車買う時、きょうびの軽四高い高い!て文句言うてたけどこんなオートクルーズやスマアシついてるから高いんやわ、これは、すごいな、と感心しました。

オートクルーズ付いてない時は、ハァ?オートクルーズ?アクセルペダルくらい踏みぃさ、と、悪態ついていましたが、ついてる車に乗ってみると、!これ楽!と大満足。

さて、ブンブと走って摂津国から行きました。北播をかすめて丹波に入るのはさほど様子変わらずでしたが、遠坂トンネルを越え但馬に入ったら急に雨。なるほど、国境とはこういう風にできてるとわかりやすいです。

朝来の約束したランチのお店着。f:id:dokusara:20220827102123j:image来ていたLINEに返事をしたりしていたら、ゆきちゃんとよっちゃんも着。

よっちゃんが、なおこさん高校生のままやん!と言いました。そんなはずないのに、エヘヘ〜よっちゃんはちょっと貫禄でたな、と、いうてしまいました。ワシかて、妙な貫禄出てるの、自分で知ってる…。よっちゃんの表現、さすが洗練されてますな。

さて、古民家のレストランです。

喜古里 (キコリ) - 梁瀬/釜飯 | 食べログ

定食があり、オプションでいろいろな釜飯を選ぶことができます。

わたしはハモづくし定食と松茸の釜飯を選びました。f:id:dokusara:20220827102726j:image釜飯とか来る前。

他の二人はお刺身定食にしていました。f:id:dokusara:20220827102811j:imageハモの天ぷら。

ええやん、美味しかったです。

内心こんな山でハモ食べんでも、と、自分でも思いましたが、好きなもんは好き、うまいもんは美味かったです。

よっちゃんは、会っていなかった20年の間に激動の人生を歩んでいて、けど、それがよっちゃんぽいな!という感じで、それを知れてよかったです。なおこさんは変わってない!と言われましたが、実際高校の頃からお気楽に変わってないので、ほんまに、多分、よっちゃんが知らなくなってからのこと引き継ぐようにゆきちゃんが知ってるけど、ほんま、ずっと高校までの続きしてたでー、と、言いました。

あと、今回はめずらしく、播州人が二人(よっちゃんと私)と摂津人がひとり(ゆきちゃん)のパワーバランスだったので、いつもなら摂津2(ゆきちゃんとエリナ嬢)播州1(私)で進行する播州自虐ネタのバランスが変わり面白かったです。

うさお(軽)のナンバーを変えた話 - 毒食わば皿まで 2

(こちらは、ゆきちゃんが播州を馬鹿にして私が小さな心を痛めたエピソードです)

なんやかんやと話して、多分ゆきちゃんとよっちゃんは(知ってはいるが)本をものすごくよく読むのやろな、と察しながら(そら、本屋さんと新聞記者の読書量やったら同じ土俵には立たれへんで)、どっちかというと文春とかナックルとか無料マンガを夜中ネットで見て睡眠時間を殺してしまう自分(ただのサラリーマン)を少し恥じ、けど、まぁ、その分下世話とされる話題はよくわかるというだけのことやし恥じる必要もないか、とも思ったりしました。

友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻としたしむ、長身でフサフサしており、料理上手且つめちゃんこ優しい巨匠が夫として家にいることの心の安定感よ。f:id:dokusara:20220905015945j:imageごちそうさまでした。f:id:dokusara:20220905020017j:imageいいお店教えてくれてありがとう。

そんで、ゆきちゃんのお家にお呼ばれしました。古民家を自分たちの手で直し、綺麗に漆喰を塗ったりなどして住んでいる、趣味の良いお家に惚れ惚れし、憧れました。

素敵。f:id:dokusara:20220905020242j:imageゆきちゃんがわざわざ朝買いに行ってくれた、近くのお店で作っているカヌレを呼ばれました。カヌレとファーブルトン、たまに異様に食べたくなるのですが、ファーブルトンは作れるけど、カヌレはなんか発酵する工程があって難しいので、美味しいのを呼ばれてとても嬉しかったです。

お呼ばれいただきありがとうございました!

よっちゃんと20年ぶりに会えて、賢く上品な人はやっぱりそのままなんやな、と思い眩しくおもいました。一方、賢く上品であれ、と親に願われていた割に下世話志向な(かつ耽美なとこも十分にあるとも思う)私はおそらく高校の頃からそのままなんやろな、と、賢く上品になれるような教育を与えてくれた親に申し訳なく思う反面、ま、しゃーないや、これでぼちぼち幸せに暮らせてるからな、下世話な美もある、と、肯定しつつ帰路。

f:id:dokusara:20220905021445j:image帰路、オートクルーズ機能を駆使して眠くなったので、のんじゃえ丹波を飲みました。

花を買い来て妻としたしむ代わりに飲むヨーを巨匠に買ってあげたらよかったけど、そのかわり、翌週に旅行予定の福井の海岸線のクーポンの冊子を巨匠に持って帰りました。

とにかく久しぶりの友達に会って、元気で、その人らしく生きてるのがわかって、よかったなぁ、私もそのように生きていこ、というような刺激を受けました。

会社を辞め、近日中に新しい職場に初出勤です。

正直ちょっとビビってますが、自分らしく頑張る(できへんことは急にはできへん)だけですね。

巨匠もいるし、大丈夫な気がします。

 

ちゅうことで、ごきげんよう