みなさま
巨匠が名古屋でミロンガDJがあったので、下道通ってシカオで行ってみることにしました。
ごまちゃんを伴ってにゅるりと昼出発。
高速代を浮かして、そのお金で三重のどこかに泊まることにしました。
途中、木津の旧街道みたいなところを通って、水害の到達水位にビビったりしつつ、笠置やなんのを通って、南山城村の道の駅でタケノコなどゲット。
夜寝れなくなりそうな濃いお茶味のソフトやお団子を食べました。知らないおばあさんが私たちのソフトクリームに興味津々で、あら!おいしそ美味しそうね、と、大きい独り言を言うので、夜寝れないくらい濃いお茶味ですよ、と、教えてあげました。暖かい団子も。お茶どころやねんな。
ここから進むところずずっと茶畑があるあたりを走って東へ東へ。関宿を一旦目指しました。
会社のお昼食べてるN女史に、名古屋まで下道で行くなら、関のウナギがおすすめ、と聞いていて、それも興味あったけど、ちょっとググったら、関宿自体がちょっと古びていて、いとをかしぽかったので、寄ってみようと進んでいきました。
乗れるところから名阪国道に乗ろうと、伊賀くらいから名阪国道に入りました。すぐのSAで忍者らしい何かを探しました。顔ハメパネルくらいあると思ったけどありませんでした。道に戻ってすぐ、事故か何かでビタっと止まって、すぐそこに出口があったのでもう腹括って下から行くことにしました。謎の作り物が、用水路の上にかけてありました。謎の旧大和街道を通り、関宿へ。
東海道、という通りがあったので、その東海道を通って関宿に入っていきました。
昔の人はよー歩いたんやね。。
今も住んでいるひとがいそうな、昔風の通りです。
子供の頃はこんな感じのとこ、近所でも少しあったな。(中筋4丁目とか、こんなイメージだった)
なんどか、行ったり来たりして、気が済んで、ガソリンを入れたりしつつ立ち去ろうとしましたが、巨匠と晩御飯どうするん、と、話し、N女史おすすめの鰻ってどんなんなん、と、調べて行ってみることに。
閉店40分前くらいに電話したのですが、感じよく応対してくださって、思ったよりも近く、すぐ到着。うなぎの初音。
ツウなN女史なので、期待が高まります。オリジナル湯呑み。和食店にありがちなひょうたん。うなぎ!
届いたうなぎを目の前に、23達が検分するのをやれやれ感出しつつ見守る巨匠。
この日は巨匠の誕生日祝いとして私の奢りでした。
ちなみに、巨匠には、誕生日当日、ドラッグで買ったプロテイン(痩せてきた、疲れが溜まるというので、いいだろうと思って買ったもの)、神戸のうまいケーキを献上しており、その上に、この日のうなぎ、宿泊もわたし持ちになっております。
なおちゃんの誕生日楽しみだね!と、23が言っていました。
うなぎは、巨匠は、特製鰻丼松定食で、一尾丸ごとはいっています。
お吸い物は、肝吸です。
私のは、普通のひつまぶしで、ネギと、たっぷり擦ったわさびと、お出汁がついていました。
うまいで、ひつまぶし。豆腐も美味いな。
と、食べ進みました。
はっ!ひつまぶしには、肝吸いがない…!
巨匠は優しいので、肝を半分くれました。
団子やソフトやと食べて、お腹空いていなかったのに、鰻やとスルリスルリと食べちゃえるのですね。身体が自然と受け付けて、悦んでいるのがわかります。
美味かった〜。
N女史、良きアドレスを教えてくださってありがとうございました。
さて、さらにシカオで走って、宿へ。
なんとなく、小野のゆぴか辺りから来住の方を通って加西に抜ける道の感じに似てるな、と言いながら故郷を走ってる気分で四日市の山側を彦根方面に北上。右の遠くに赤い電気がついたドデカい鉄塔が何個も見えるのが、四日市感を醸し出しており、地元とは違うところでした。
お宿は、名古屋から遠くない三重の上の方で探して、六石高原という、いなべのゴルフ場の前のホテルにしました。
温泉ありで、ツインルームで、まぁまぁ安いところ、と、探しました。
六石高原ホテル 公式サイト - 六石温泉 あじさいの湯 - 六石温泉 /三重県いなべ市北勢町
温泉は、ゴルフ客向けの日帰り温泉が併設されているのを使う形式で、10時までに上がらなければならない、ということで、せっせと走って、なんとか入りました。
割と良いお湯で、透明の癖のない感じでしたが、ゆっくりできました。
シャンプーも、加齢臭が気になるわたしと巨匠世代むけに、炭と柿渋のシリーズと、女子向けの椿と桜のシリーズがあり、炭と柿渋でお湯入る前にガッツリ洗って、椿と桜のボディーソープで、湯上がり2回目洗って、さっぱりしました。
アカスリ行きたいけど、なかなか忙しくてタイミングが合いません。
朝は、朝風呂がなく、巨匠が南山城村で買った蓬餅を分けてもらい、部屋で巨匠がお茶を入れてくれて飲みました(運転もほぼ全部巨匠がしてくれました)。
とりあえず、この日名古屋の大須で用事があったので、大須まで行ってしまうか、と、目的地設定をしましたが、走り出して巨匠が、コーヒー飲んでから行こうか、この辺で、と、言い、ちょっとシカオを止めてググりました。
さっきあったジブリっていうパティスリーも良さそう。この、プンクトて言うカフェはどうなん、と、近くにあったジブリの駐車場に入ってみました。
駐車場めちゃ混みで空きが遠いところしかなく、女子が乗ってそうな軽四がいっぱい停まっていて、パスすることにしました。
プンクトていうの、行ってみるで。
行ってみたら、阿下喜ていう三岐鉄道の駅の近くで、三木の旧市街と、イケてる時の倉吉を足しておしゃれにしたような雰囲気のところでした。
こちらプンクト。
コーヒー店で、植物売ってるコーナー(別の人がしてる別の屋号のお店みたい)が一階にありました。
一階でコーヒーを注文して、2階に持ってあがりました。どこの席にしようか。こっち側にしました。シナモンシュガートーストも頼みました。
なんか、ケルヒャーていう高圧水洗浄機で、ダムなどの壁に水でデカいねことか鹿の絵を描くドイツの写真集があって、Google翻訳でザックリ読んだりしつつ楽しみました。
よかったね。向かいに何やらそそるギャラリー があったので、行ってみることにしました。古民家の階段は急なので気をつけておりました。巨匠が下げ物を運んでくれました。
岩田商店 / Iwata Syouten – 松風カンパニー|上木食堂|八風農園|岩田商店|フライベッカーサヤ向かいは、岩田屋ギャラリーさんで、開店準備してるところが見えました。
私が2階から目をつけたのは、ナガシまモモさんの作品でした。
Tシャツを買いました。古本も売っていました。見てたら、私が高校の時図書館で借りまくって、気に入ってコピーして自分用に冊子にして持っていた王朝文様辞典があったので、ここで会ったが30年目!とゲットしました。ざっくりいうと、お経の裏張りとか、襖の柄とか、掛け軸の上や下の端にある柄の布や紙についてる模様をまとめたものです。
このほか、イスラム文様辞典も大好きでよく借りていました。
まさかの良き出会い。ありがとうございました。
それから、また下道で大須の方にえっちらほっちら。スタジオのそばに、1日最大600円の駐車場を見つけ出し、そこに止めました。
巨匠がきしめんを所望したので、探して、一八という店に行きました。
23たちにビクともせず煮込みきしめんに向かい合う巨匠。
味噌煮込みはうどんやろ、と思いつつ、きしめんもうまかったし、何より味噌煮込みの時は白いご飯がうまいのですよね。天ぷらもつけました。
もう昼の遅い時間だったので、下げものを後でしよ、と、置いてはりました。
親世代くらいの人がじっくり作ってくれる味噌煮込みで、後から入った人は、メニューにないカレーきしめん食べてたと巨匠が言っていました。暴排カレンダー…。名古屋は山口組やからな。
それから、巨匠だけスタジオに行って、音合わせなどをして、私は銀行で軍資金をおろし、コーヒーへ。大須珈琲ていうところに行ったらオットマン付のデカいソファが奥の席にあって、誰もいなかったのでゆっくりくつろぎました。
アメリカン470円。
あとで巨匠が合流して、混んできたので2人掛けの席に移ったら、ソファ席に英語のかさ高めのグループが来て、巨匠がオドオド気がそぞろになりました。めっちゃ日本語と英語が両方ネイティブみたいなおじさんが1人いました。
巨匠は、会場に先に向かいました。
私は車に戻って、化粧を直したりして、ミロンガへ。DJの巨匠。
名古屋弁のおじさんに踊ってもらったりしつつ楽しく過ごしました。
汗だくになりました。台湾で両親に買ってもらったチャイナドレス着たのですが、来年は着られんくらいパツパツにデカく育ってしまいました。
10年くらい前のやから、逆によーがんばったくらいか??
着れるうちに着とかんと、もったいないことになるな!この夏は着倒します。
クリーニング代がかかると思ってちょっと遠慮気味に着ていたのですが、着まくることにしました。
終わって、片付けして、車に乗って再出発!!
Twitterで、ガチ異国飯を発信している山谷某氏が弥富のインターナショナルビレッジていうパキスタン料理店を紹介していたので、晩御飯はこちらで。
国道23号線をズイズイと進みました。
田んぼの真ん中の、ここでええのか、というところにありました。
そういえば、この辺りの田んぼは、もう水が張ってあるところが多く、カエルが鳴きまくっていました。
メニューは、マトンコルマとマトンニハリがあり、それ以外にもマトンビリヤニ、チキンビリヤニ、カレーなどなど。
金曜に毎週のように大和田のモスクの横のレストランに通い詰めていた巨匠、マトンコルマはよく食べるけどニハリはあまり知らんな、と、マトンニハリを。
私はマトンビリヤニを。
一瞬、ビリヤニ二つに仕掛けましたが、いや、多いんちゃう、と、一つにして、この量。
こちらが、待望のマトンニハリ。
一本でかい長い骨があって、その周りにマンガ肉みたいに肉がついていました。少しプルプルしたところもありました。
ナンを頼んだら2枚出してくれて、美味しく呼ばれました。
案外辛かったので、途中でラッシーを追加。
飲み終わる前に、ちょいトイレに行ったら、ラッシー残っていたのに、下げられていて、巨匠が関心を払わず携帯をジンネリ見ていたので、ちゃんと見といてよー!て、ヤイノヤイノ言うてたらお皿下げたお兄ちゃんが来て、申し訳なさそうにつたない日本語で謝ってくれて、なんか逆にごめんてなりました。
美味しかったので、ホットチャイももらいました。
ここから、新名神などに乗って何とか頑張って帰りました。
帰ったらギリギリ12時前でしたが、根性でタケノコのアク抜き炊きました。
下道の紀伊半島横断、結構面白かったです。
巨匠は、紀伊半島の下側の海沿いをぐるっと走りたいらしいです。
何となく、夏に良さそうですね。
根性であくぬきしたタケノコを、巨匠が高級なだしの素で炊き込みご飯と若竹煮にしてくれたやつ。それと、自作天ぷらもどき。
筍食べすぎて、腹壊しました。