みなさま
ほんとは、SASAYAはこの一泊だけのつもりだったのに、蓋開けてみたら、せっかくここまで来たのになぁ、と、巨匠が言い出して、別荘行き1日延期して、もう一泊することにしました。
朝ごはんを食べつつ、宿の人に、近所のおすすめスポットなどを教えてもらいました。(生卵うま!)
香住に行って海鮮を食べたりお土産買ったりしたい、と言うたら、カンイチが良いんでは、と、助言あり。
他にも近くのおすすめスポットを聞き、出発!一晩止めていた間に、蜘蛛が巣を張っていました。雨の中、スキー場が夏はどうなってるか見に行きました。雨の中、こんな風にぬい撮りに勤しみました。ちょっとした隙間に田んぼしてあって、お米作ってるなあ、と思いました。
なんか、村岡米て、ブランドにしようとしてるみたい。たしかにお米おいしかったです。
さて、近くと聞いたたじま高原植物園へ。
5分ほどのところです。
樹齢1000年くらいと言われる桂の大木があり、その根本に湧く湧き水がとてもおいしいらしく、汲みに行きました。
Googleでは休みの表示だったのですが、近いし通ってみようか、と、行ってみたらやってたので、入場料払って入ってみました。雨の中、傘を刺し刺し行く小道。
この植物園の中にある桂の木ところに湧き水があるときいて、ペットボトルたくさん持って行きました。
元々は、別荘の水道が美味いので、それを汲むつもりで持参。
タイムリー。
空のペットボトルをカラカラ言わせて散歩。みたことのない緑の羽の蝶?かなにかいました。
園内は、もうひと家族おったくらいでガラガラ。
その、もうひと家族おったうちの1人が、まぁまぁ大きい線の細いお兄さんでしたが、ヘムレンさんみたいにでっかいガチの網で蝶を追いかけ回していました。
今調べてびっくりしたけど、ヘムレンさんて、1人じゃないんや。ヘムル族の人はみんなヘムレンさんなんやて。。
ムーミンやヘムレンさんがおっても違和感がないしっとりとした森。
雨の中、あーじゃこーじゃ言いつつ進みました。おお!あれが、和池の千年桂やな!
何本かの木が固まって引っ付いたような、それか、元々太い大木が朽ちてスカスカになって複数本になったような形の木です。桂の木は、なんか根がよく張って、木の周りに水をたくさん溜める性質があるらしく、それで、昔から、樹齢の高い桂の木の周りには湧水があることが多いと知られてるんだそうです。
そうなん!湧いてるわね!
めっちゃ冷たい水です。
湧き水なので、夏冷たく冬暖かく感じるんですね。約10℃だそうです。平成の名水百選に選ばれてて、大桂の木は兵庫県の天然記念物に指定されてるんだそう。たっぷり汲んで、巨匠に持ってもらいました。
1日に約5000トン湧いてるんだそうです。
誰が汲むでもなくとも、5000トン湧いてるんや、すごいな、と、巨匠と言いました。
こちら、町のサイトですね。すごいね!桂の根元が二股に割れて、その間を川になってジャンジャン流れてくるのが見えました。
2リットルペットボトル3本くらい汲んで巨匠が運んでくれました。
ありがとう!!!
植物園に入場料払ったら、持参ペットに無料で汲んだり、空のペットボトル販売してるので買ってそれに汲んだりもできます。
植物園入らなくても、道沿いに、自販機販売もしていました。雨だけど、この周りは木の影であまり濡れませんでした。
さすが、水を蓄える木だけありますね。金魚の草みたいなのが生えてるのを見つつ、ビジターセンターに戻り、かねてから懸案であった但馬牛の食べ比べコースについて聞きました。
そういうコースがあるのは前情報で知っていたのですが、SASAYAの御主人いわく、たじま高原植物園の人は、但馬牛を愛しているらしく、21部位食べ比べセットとか、61部位食べ比べセットとかやってて気合が入っているとのこと。
巨匠は、この、但馬牛愛のことを聞いて、俄然グッと来たようで、結局、翌日のお昼に但馬牛21部位食べ比べセットを予約しました。
やっちゃうのか、ええのんか。21部位で6600円します。
高校の修学旅行の時に、おこずかい一万円までと言われていた中、おみやげをケチってハウステンボスで5000円のチーズフォンデュコースを食べたことを思い出しました。
メリハリやな!
ここから、ずっと走って香住まで行きました。
途中、興味を惹くものが何個もあり、もう一泊するから明日行けるで、と、盛り上がりました。
道の駅 村岡ファームガーデン
本場但馬牛をお手頃価格で提供|豊岡のレストラン 道の駅 村岡ファームガーデン
香住鶴の直売所 福智屋
これらは、また明日いきましょう。
私たちは、今日は、香住のカンイチに直行です。
香住・香美町・但馬 KAN-ICHI (かんいち)公式サイト|海が見えるレストラン・お食事処 | 仲買人直営店!香住の魚介を使った創作料理レストラン。海を眺めながらゆったりとした時間を!
カンイチは、着いたら1時過ぎてたのに、まだまだ人が並んでいて、巨匠がギョッとして、よそいこうかと言いかけたのですが、お土産物コーナーがこざっぱりしていて充実してるのが見えたのと、1時過ぎの行列は、今食べてるお客はすぐ食べ終わるにちがいないから、割とすぐに順番が来そう、という読みから、待つことにしました。
SASAYAの御主人らは、わたしよりもちょっと若いくらいの人たちで、バーで働いていた旦那さんと生まれも育ちも都会の奥さんのカップルで、民宿の雰囲気も、割と若い感じでおしゃれにまとまってるとこもあったのですが、その人たちが教えてくれたお店はやっぱりおしゃれで、雰囲気もよかったのでした。
ベタなペナント貼ってそうな昭和レトロも好きですが、オシャレなお店もいいですね。
それで、おつかいものを選んで送ったりしている間に順番が来て、席につきました。木の雰囲気で、明るい店内。絶対食べたかった岩牡蠣。
なんと、お腹いっぱいなるかもよ、けど揉めるかな?と言いつつ一個頼んだら、小さかったから二個にしときましたよ、と、ナイスな結果に!
めちゃうま。白いか刺身。たまらぬ透明感。
歯応えもあり、うまい。
なんでイカのこういうのんて、わさびやなくて、生姜がうまいんかな。。うま。して、お店のおすすめアナゴの一夜干し。
カンイチさんは、元々干物やさんなんだそうで、一夜干しが激推しだったのでした。
甘くてうまい。
ご飯めっちゃおいしかったです。お味噌汁は亀の手入ってました。
巨匠は、なんこれ、と言っていて、こうやったら中に身がある、と、見せてあげました。
わたしは鳥取に住んでた時に、スーパーでなんこれ、てなって、食べたことありましたが、なんこれ、ですよね。
ほじくって身を出すと、貝の中に紛れ込んだ小さいカニみたいな、ちょっとだけシャモシャモした部分がある身があり、みみちいですがうまいです。よかったね。
食べ終わって納得してから、表に出て、海を少し見ました。日本海、いいね。曇ってて渋いね。
もうなんか涼しくて、海水浴の気分にはなりませんでした。なんかカニかなんかがいる穴。
ここから、余部を遠くに見つつ、浜坂の方に行ってみましたが、わざわざ降りて荒かすところもなく、すすっと通り抜けて、湯村温泉に行ってみました。とりあえず、名湯には身体を浸しておきたいのです。
お湯に入って、化粧落として頭洗ったらまた時間かかるな、と思って、本当にお湯に身体を浸すだけにしたら、まさか先に上がることになりました。そんな時は牛乳やね。
隣の鳥取の白バラです。
けどちょっと待ちくたびれたので、車でゴロゴロして待っていたら、出たところのベンチにわたしの姿がないので、まだ入ってると巨匠勘違いし、マッサージチェア15分始めてしまい、車でウトウト。
終わってから、湯村温泉といえば、の、温泉卵をしに向かいました。すげー、モクってるな、と、ボーダー。
湯村温泉は、湧出温度が高くて、なんなら冷まさないと入れないくらい熱いので、こうして、外を流してさましたり、さましながら電気を作ったりしているそうです。
その、湧いてきたところの熱々に、お土産物屋さんで買った卵をつけておきます。こういうこっちゃな。そうして、知らない人が向こうでやってますが、こんな感じで卵をぶら下げて、少し待ちました。お、うちの卵ができたようです。ドヤァ、と、卵を掲げ持っていたら、なんと、卵のネットの底が抜けて、卵を落としてしまい、殻が割れました。
それで、アタフタと食べたので、中の写真は無し。
けど、温泉卵、美味しかったです。
また食べたいな。それから、そろそろ戻るで、と、宿に電話して晩御飯の時間を連絡。
いいじゃないのよ湯村温泉、夢千代いた?と、らいおん。
夢千代さんは会わなかったけど、美人の湯やったよ。帰り道で、鳥取ではなくて、この辺で取れた梨を買いました。
今年初梨。でかいね。帰って、ご飯は豚鍋。
この豚が、また、八鹿豚で、めちゃ美味かったのでした。
水がええところは、何食べても美味しいですね。
また、宿のハチ北温泉入って就寝。
おしまいギリギリにお風呂行ったら、お宿の奥さんと娘さんが入ってきて、もうよその人は誰もいないと思っていた小さい娘さんが、私がいるのを見て、おねえちゃんがいるよ、と、外のお母さんに言ったのを聞き、今、おねえちゃんて言った!言ったわ!と、内心ガッツポーズで部屋に戻り巨匠に自慢しました。
お母さんが、子供によう言い聞かせとんのやろ、と、巨匠に至極真っ当なことを言われ、就寝。
次の日に続く。