毒食わば皿まで 2

毒食わば皿まで http://dokusara.exblog.jp の続き

戻り鱧へひとっ飛び

みなさま

 

淡路島に日帰りで戻り鱧食べに行きました。

珍しく朝から起きて移動。f:id:dokusara:20210909194812j:image橋を渡って、ひとっ飛び。f:id:dokusara:20210909194848j:image天気が悪い予報でしたが、晴れ間見えました。

Googleマップに、鱧と入れて出てきたお店をちょいちょい見つつ、どのお店に行くか、品定め。

前に行ったとこもよかったよな、と、ここちゃうかな、と電話してみた魚繁さん。

兵庫県淡路市 海鮮料理【魚繁】会席料理、海鮮料理、和食、仕出し、宴会、バス送迎、寿司、河豚、鱧 | Just another WordPress site

いやー、今日水曜定休日でしてね、、と、言われたので、ありゃー、すみません、と、電話を切った直後、すぐにコールバックありました。

聞いてみると、バスのお客さんがあって、定休日だけど開けているので、予約ならランチできるとのこと。

むむむ!

なら、食べたいです!

ネットに載ってたのはミニ会席だったので、それか?と思ったら、大将の口から湯引き定食とか言うワードも聞こえたのですが、なんか、ミニ会席でええですかな?はいはい、と言うことで、鱧ミニ会席を予約。

やってもたで。

津名一宮インターから割とすぐです。

着いてみたら、前行った店とは違いました。

駐車場がよくわかりませんでしたが、前が空いてたので停めました。

そしたら、車の後ろは厨房がガラス張りで、鱧を捌いてる男の人が片手をあげて愛想をくれました。

入って行ったら、奥に予約席の案内してあるところにどうぞ、と言われ、着席。

しばらくすると、お刺身が出ました。

f:id:dokusara:20210909194925j:imageおー、マグロなんかちょっとトロみたいな味わいあり。f:id:dokusara:20210909200236j:imageおお、一人鍋用の鱧来ました!

わいの!わいの!

うちでたまに買う鱧よりも、個体として明らかにデカイ。めっちゃ一切れが大きいです。

煮えたら卵かけて食べるのおすすめですよ、と言われました。

f:id:dokusara:20210909200344j:imageきっと、お店で使うのはうちで買う鱧よりデカイんやろな…と、巨匠と息を飲みました。f:id:dokusara:20210909232718j:image一人鍋。f:id:dokusara:20210909232739j:imageこれ、肝と子。

これがうますぎて…!f:id:dokusara:20210909232813j:imageこちらは、定番のはもちり。f:id:dokusara:20210909232846j:imageこのキノコ、わたし知ってるわよ!と、リスがはしゃぎました。

鱧鍋にダイブ。

松茸は500円プラスで足せました。

秋の香り漫喫。f:id:dokusara:20210909233136j:imageうまぁ。。。

f:id:dokusara:20210909233200j:imageこちらが、23が日本を代表してお届けする天ぷらの写真です。

淡路の玉ねぎと、鱧が上がっております。

ししとうも美味く、天つゆと藻塩もまた良し。

美味いよなぁ。巨匠は、天ぷらあたりで、もうお腹いっぱいやで、要らんで天ぷら、いいつつ、今回の鱧は天ぷらが一番うまかった、と新境地に到達。

けど、わたしは鍋の鱧の子がうますぎて、それが鍋出汁にほぐれて回収できなくなったのが諦めきれず、締めにご飯と、鱧を閉じるようにもらっていた生卵を雑炊にして締めました。

ちなみに、最後に出てきたご飯も、ただのご飯ではなくて、いくらご飯。

もう無理!な腹を更にしばきあげて、雑炊にいくらご飯を詰め込んだら、胃袋が熱くなって、キリキリしました(食い過ぎや)。

けど美味い。f:id:dokusara:20210909233957j:image赤くて綺麗な海の宝石だよね。Икра 、ロシア語でもいくらはイクラー。イクラーちゅう単語が魚卵のことなんだ、とは、よく聞く話です。

デザートに、果物のゼリー寄せをいただき〆。

お味噌汁にはたっぷりアサリ入っていました。

ほんまにうまい。

松茸なしの鱧ミニ会席4400円。松茸つけて4950円。

豪華ランチでした。

デザートといっしょに、お店の人がお箸と色紙で手作りしたというカエルのおもちゃをくださいました。

お客さん帰ってきて、と言う気持ちを込めてみんなで暇なとき作ったそうで、定休日にも関わらず開けてミニ会席出してくださった心意気を感じました。

魚繁を、これ見て思い出してください、またお友達と来てくださいね、と、言われました。

来ますよ!

f:id:dokusara:20210909234922j:imageぷひー

はぁー、食った食った。

身体起こしてるのがつらいくらいですわ。

参考に、ミニ会席ではないランチのメニューを。f:id:dokusara:20210909235939j:image

とりあえず、うさおに乗り込み、洲本の方でコーヒー行くか、と、車でゆるりと海岸線を南下。

途中でここは、と、カプチーノいう店に寄りました。

もう、胃がカチンカチンで、なんなら心臓あたりが痛い、ううう、胸が痛い、と、巨匠に訴えたところ、食べ過ぎや、ソルマック買うか?と。

普通ご飯食べたら元気になるのになぁ、と、呆れられながら、コーヒーを飲みました。

コーヒー店カプチーノは、謎に外で窓越しにオーダーを取るスタイルで、そのくせ、コーヒーできたら給仕してくれるし、会計は店内。

外にペット可のサンルームみたいな席があって、お犬連れてきたら良さそうでした。

なんか、不思議なお店でした。

そこから、ズズッと洲本の街通って、わたしは腹ポンポンでウーウーいいつつ、巨匠操るうさおは、大浜海岸横を抜け、ホテルニュー淡路の横を抜けて、どんどん南下しました。

由良というところで、巨匠憧れの赤ウニ売ってないか見渡しましたが、全然直販がある雰囲気はなく、郵便局で軍資金を下ろしました。

進んで、途中、立川水仙郷の文字を見て、山道に入りました。

そういえば、昔、会社の先輩がバイクでこの辺りを通って、水仙郷にある秘宝館で、怪しいおばはんがオイデオイデと手招きしているのに付いて入って、おしべとめしべのことを学んだと言っていたのを思い出しました。

これか?

前からトラック来たらやばいで、というクネクネ山道で、マジでトラックが前から来つつ、どんどん進むと、やってきましたパラダイス。

f:id:dokusara:20210909235843j:imageハーハー笑うところ…。マジかよ。f:id:dokusara:20210910000146j:imageここを、マジで降りていくのか。f:id:dokusara:20210910000312j:image3倍おもしろい、、何と比べてや??

わたしはちょっと躊躇があったのですが、巨匠は探偵ナイトスクープで見たやつや、と、乗り気になり、せっかくやし、と、うさおで長い坂を降りてみました。f:id:dokusara:20210910000455j:imageなんなんや、チンチン音頭。f:id:dokusara:20210910000641j:imageよくみると歌詞が書いてあるのですが、淡路良いとこ〜で始まり、チンチンいっぱいうれしいな、で終わる歌詞が続いています。

ちょっとした狂気。

園内に停まっている車のナンバーは、なぜかペンキ塗りの板の上に手書きの代物。

こういうの、ミャンマーでしか見たことないで…。

行くのか、行くのか?f:id:dokusara:20210910000923j:imageこげか…。

駐車場には、若い女子が乗りそうなコギレイな軽自動車が停まっており、私たちが入る時、出てきた若い女の子2人連れとすれ違いました。f:id:dokusara:20210910001050j:image嗚呼、これは、先輩が見たやつにちがいない。

こりゃ1000%秘宝館やないか、500円払って入る??と、わたしは思いましたが、後で聞いたところによると、巨匠はまだ、ナイトスクープで見たパラダイスやったら、手作りのアスレチックあるやつかな、と、トボけて思ってたらしく、すれ違った女子たちに、中、面白かった?と、聞こうかと思ったそうです。けど、その子たちの顔色が曇っていたので聞くのを止めたそうです。止めといてよかったね。

中はまぁ、下ネタのパラダイスで、年代を感じるグラビアの切り抜きや、文字情報の下ネタや、唐突に貼り付けてある客?による手書きの下ネタの数々。顔がタヌキの男女のまぐわいの絵、ベンチみたいにデカイ木彫りの男根の数々。うさんくさいエロ神社など。

なんか、情報量がおおすぎて、味わう気がしません。

もはや、マスクの下は苦笑いの状態で、ぐるりと回って、最後、出口の直前にあった来館者がコメント書くノートみたいなんにあった「潮吹いてみたい 21歳女」という書き殴りを見て、巨匠、ポツリと「さっきの子かな」と言うたら、管理を任されてるというおじさんがワハハと笑い、出口から出ました。

下ネタが多すぎて、さすがに閉口いたしました。

女子的には、着いて行かれんわ、と言う感じですね。

500円。

カオスやな。。f:id:dokusara:20210910002250j:image平家村民俗資料館??平家の展示はなかったですね。。

ボーダーは、こういうのも、特にビビらずスーッと流せるそうです。

23は、ロマンチストのジェントルマンなので、プリプリして出てきませんでした。f:id:dokusara:20210910002429j:imageここは、ほんまに綺麗な水仙が咲いてるのが見れる時もあるんかな??と、巨匠が信じられなさそうにしていました。

 

さて、更に歩を進めます。

どんどん山道を進んだら、しまいに海の方へおりました。

モンキーセンターなるものがあり、本当は入館者だけしか使えないトイレを貸してもらって、更に進みました。f:id:dokusara:20210910002746j:image何もない、海の横の道を潮が飛び散る中を進みました。

ときたま、土の濡れたような匂いがし、崖崩れとかマジでやばいんちゃう、と、不安になりました。(ところどころ、すでに崩れて工事してるところもありました)

海は風のせいか荒れて、砂が巻き上がって茶色く濁っており、絶妙の地の果て感が出ています。f:id:dokusara:20210910002953j:image島が見えます。

沼島という島で、鱧が取れたり、海水浴場があったりする島のようです。まだ行ったことないけど、そのうち行ってみたいです。

ずっと進んで、沼島の渡し船の横を通り、山の間を越えて阿万のほうに入っていくと、前に農家の人に無理言って玉ねぎを貰ったことがある辺りを通りました。

福良港の道の駅を一応目指していきます。f:id:dokusara:20210910003320j:image福良港。

咸臨丸と日本丸ていう、渦潮見に行く船をバックに。

昔、さとこさんと、スピーチしにいってお世話になったロータリアンを頼って、咸臨丸乗せてもらったことあったな…。楽しかったのでした。

足湯を狙ってましたが、5時までで、おしまいで入れず。残念。

とりあえず、少しお土産を見て、淡路島のここ最南端から、最北端の松帆の湯を目指します。

その前に、ちょこっと地元のスーパー行こう、と、マルナカ行ってみましたが、何となくパッとせず。

シズとか、シラスとか、マメアジとかあったけど、お腹いっぱいで食指動かず。

それから幹線道路を北上し、途中で、前に鱧食べた松葉寿司の横を通り、赤ウニって書いてある!けど、定休日や!とか言いつつ、高速にやっと乗りました。

どんどん北上し、播磨灘越しに工場や街の灯りが見え、少し故郷を思いました。夕方やからやね。

それから、松帆の湯は入館7時まで、8時退館の時短営業でしたが、ギリ6:45について、お風呂入ってゆっくりしました。

露天風呂から、電球が連なって光ってる明石海峡大橋が見え、いい気分で入り、出たら巨匠が先に風呂から上がった様子がないので、待ちながら淡路島牛乳を飲みました。f:id:dokusara:20210910004900j:image実際は、この写真の遠景にある、フランスベッドがやってるマッサージベッドで巨匠はマッサージしていたのですが。f:id:dokusara:20210910005039j:imageそれから、外のライトアップを写真に撮り、結構雨降ってきてるな、と、慌てて戻りました。

垂水、須磨あたりまでは、結構雨が強かったですが、神戸越えたあたりからマシになってきて、帰った時は雨は止んでいました。

巨匠、一日中運転おつかれさまでした。ありがとうございます。

淡路島を北から南までウロウロして面白かったです。

戻り鱧は、もう打ち止めかな。。

食べ過ぎでお腹がびっくりして、また、動きが止まってしまいました。

チェジュ以来の胃腸不調やな。

しばらくおかゆでええわ、と、思ってるのに昼に焼肉行っちゃったです。

 

みなさま、お身体お大事になさってください。

わたしも、そろそろ会社の健康診断です。

 

ごきげんよう