みなさま
六甲山人工スキー場は、いつのまにか六甲山スノーパークという名前に変わっていました。
巨匠と本気の雪を観に行く予定があるので、今ある装備で大丈夫か試すため、また、めっちゃ久しぶりにスキーをしてみたかったので、スタッドレスではないノーマルタイヤのうさおでもいける近くのスキー場に行ってきました。
うちから見える六甲山は、たまに雪が積もって白くなっていますが、当日は普通の山の様子だったので、強気で向かっていきました。
途中で、お昼にモスなど寄りつつ。
モスは持ち帰りだけの営業になっており、コロナはそんなになんか、と、世間スレしていない巨匠と一緒にテイクアウトし、車で食べました。
車で食べるのええけど、うさおにこぼさんといてよ!
ドキドキさせる巨匠ですが、無事食べ終わりました。
それから、巨匠の運転でどんどん進みました。いつも大阪を見晴らす所から。今日は他所の人が先にいました。
いい天気で、信貴山と二上山の向こうに王寺の街影まで見えました。街やな。
四時からナイターで、少し安いので、そこをめがけて行きました。
3時半過ぎに着き、わたしはクネクネ道にちょっと酔ってしまったので、駐車場で少しノビて、休みました。
スキーやスキーブーツは借りなきゃなりません。
スノボが人気なので、駐車場の入り口で、スキーですか、スノボですか、と聞かれました。
スノボだったら、レンタルは無いかもしれません、と、釘を刺されました。
大丈夫、スキーがしたいのです。
子供の頃は年に何回もスキーに連れてってもらったりしていて、母は滑らず、父が一人で滑ってきて、わたしはふもとでめっちゃ特訓されていました。
吹雪が吹いても、カニ歩きで斜面を上るのが辛くて泣かされても、鬼の特訓で、小学生の時からとりあえず滑れるようにされていたのですが、巨匠にその話したら、「オリンピック目指しとったんか」と言われました。
違います。
わたしはめっちゃドンくさいので、そういうのでは無いのです。
わたしがハハに言われていたのは、「大学生なって友達に誘ってもらっても、ここで諦めたらあんただけソリやで!」ということ。
ソリは嫌や!みんなと一緒にスキー滑りたい!
その一心で頑張りました。
巨匠「ほんで、みんなでスキー行けたんか」
わたし「いいや、わたしら大学生のころは、みんなスノボやったし、そもそもスキーやスノボに行くタイプのグループとつるんでなかった。わたしの友達は、わたしも含め、泊まりでスノボ行くなら、外国の美術館に泊まりで行くタイプや」
というわけで、高校のスキー合宿以来、24年ぶりに、初めて自分の意思で、スキー場にスキーをしに行きました。
それこそ社会人になってからスノボは2回ほど挑戦したことがありましたが、スキーは本当に久しぶりだったのです。
いつも、スキーなら滑れる!と豪語していましたが、ほんまに滑れるのかな。
高校のスキー合宿では、母の特訓の甲斐あり、経験者グループでスタートし、パラレルターンから、なんとなくウェーデルン風までできるようになっていました。鈍臭くて体育の成績がボロボロだったのに、体力測定の前屈と伏臥上体外らしとスキーだけはできた、という心の支えだったのです。
さて…靴を借りて、身長を申告し板を借りました。
板、めっちゃ短いです!
わたしが知ってるのは、身長プラス10センチくらい板がありましたが、全然短いし、先も丸いです。これか…。できるかな?ミッフィは、わたしはいつまでラムちゃんなのかしら…寒いわよ、と、不満げです。
やや不安げな巨匠。
不安げなのは最初だけで、結局、シュッシュとカッコよく滑れてしまう巨匠。
なんか、高校のスキー合宿で初めてスキーして、学生の時に3回くらい行っただけなんだそうで、この日で生涯5回目くらいのスキーだったんだそうです。
なぬー!
神様は不公平やなぁ。
やっぱ運動できるひとは、何にしてもとりあえずできるんやな。カッコよ!
子供の頃から鬼の特訓を受けたわたしは、巨匠のようにかっこよくは滑れなかったですが、1回目の滑走で一二回ドシン!と転んだだけで、あとは、不自由なく滑れました。
やっぱスキーやったんやん。
スノボした時のような、不自由さは感じませんでした。今度からは、もうスキーやな。みんなをボディバックにいれて、シュッシュと滑りました。パラレルターン、ギリできるくらいでした。ナイターもしっかり楽しんで、ギリギリまで何度も滑りました。なんか、ハラルのココナツチキンカレーがあり、ためしました。
1000円くらいかな。美味しかったですが、普通のカレーはめっちゃ早く出たので、今度はそっちでいいかもです。楽しかったね。
道具借りたりなんやかんやで、6000円くらいでした。よー遊びました。
夜の大阪を見晴らして、芦屋の水春に風呂入りに行って帰りました。うさおのノーマルタイヤで行けるし、朝もゆっくりできるから、ラクで楽しいのがよかったです。
また行きたいな。