みなさま
マッツ・ミケルセン沼にはまり、とうとうデンマーク語を始めました。
写真は38度の暑さの中、アルマーニのコレクションを見る仕事のためにミラノでスーツのマッツ・ミケルセン氏。(涙がコントロールできるように汗もコントロールできはるのかな、という余裕の表情、すげえ)
巨匠が、あるとき、大阪でデンマーク語のカルチャー教室があるで、と、見つけて教えてくれました。
それで、なぬ、マジか、これは、播州暮らしやったら習えへんタイプの都会のお遊びやな、と、思って、申込みました。
タンゴにしてもそうですが、田舎にはこういうマイナーな趣味は習うところがないので、せっかくチャンスがあるなら、と、都会暮らしを貪欲に活用したいのです。
それで、申し込みました。(アメリカの連続ドラマ、ハンニバルのマッツ。巨匠は死体が出るシーンの時、パッチリ目を開き、心を無にして手前下を見、目を逸らしていた。ほぼこの表情。意外な反応、めっちゃ可愛かった)
先日1回目の授業がありました。
巨匠が見つけたデンマーク語教室でデン語を習うことにし、申し込んでから始まるまでの約1ヶ月、私はDUOLINGOというアプリで、毎日コツコツ、デンマーク語に触れていました。
こういう感じで、耳で聞いて、字で見て、英語の並べ替えで英訳したりするような勉強法です。
そもそも英語がネイティブでないので、たまに、英訳はできるけど、意味はわからん、という時もあります。
また、説明はなく、ひたすら繰り返すので、ちょっと説明が欲しい時もありました。
それで、ちょうど授業が始まって、ここのところどうなんやろか、と疑問に思っていたことがわかるかも、と、楽しみにして行きました。
耳で聞こえてたとおりに発音していましたが、それが正しいかどうか不明なところは、実際どう言っているのかわかってよかったです。
dの音がロシア語のлみたいになってるように聞こえていたのですが、なんとなく、らすかるちゃんをだすかるちゃん、と呼んでいた幼少期のダとラの混乱をデン語耳でしてるのかも、と、自信なかったのです。実際、エルの音に近いようで、納得できました。
デンマーク語はドイツ語と英語の間みたいやな、と思って、かつ、フランス語に近い語彙もあるな、と思ってたのですが、そのどれでもない語があることも知りました。
何起源の語彙なのか聞いたら、古ノルマン語系の語彙だそうで、rで始まるのが多い、とのこと。
ほー!そういうのもあるのか。
あと、ロシア問題にも触れ、やはり近いので、先生は学校ではロシア語も習ったりする機会があった、とのことでした。マッツはロシア語は喋れんみたいやけど、そうなんやな!
日本のチャーシューのかなりの割合がデンマークの豚だということも聞きました。
バイキングの頃がデンマークのピーク、というデンマーク自虐ギャグも聞きました。
スウェーデンとも文化的に近いのか聞いたら、スウェーデンと違うところは、トイレットペーパーの取り付け方だけ、と、先生は言っていました。
デンマークは日本と同じ向きで、蓋でペーパー切るように付けるけど、スウェーデンは逆向きで、壁側からペーパーを引っ張るように付けるそうです。
そうなんやな!!
いろいろ聞けてめっちゃおもしろかったです。
(ハンニバルより料理が上手で、マッツよりカッコいい巨匠)
意外と他の生徒さんは何年も同じ講座を続けている人たちで、私のような新入生があると、毎度同じ教科書を初めからやるので、頭の方はほぼ誦じているような感じでした。
北欧の文化も学ぶ、という感じのお教室で、ホッコリした感じで、楽しく通えそうでよかったです。
そんな中で、マッツとデン語で話すで、絶対に!という変な意気込みの私は、2週後の次回授業までに、教科書習った三課分、暗記したるねん、と、勝手に自分を追い込みつつ。
ぼちぼちやります。(ぬいぐるみに優しくするマッツ)
けど、外国語は、始める時が一番楽しいな。
0が1になる時はすぐに手応えあるけど、80を85にする時は、ほんまなかなかやる気にならんですよね。巨匠にも、英語やった方が役に立つんちゃうんか、ともっともなこと言われましたわ。
確かにねー。
けど、ライバルが少ない方がのびのびやれるタイプなので、デン語をしばらく頑張ります。
そしたら、絶対コペンハーゲンに行くで!
いつかの夏に行くかな!
楽しみです。
身体健康!世界和平!恭喜発財!