みなさま
外国旅行がなつかしいので、ずっと前のお出かけの振り返りを。
チェジュ島は、韓国で唯一、キジを食べる習慣があるんだそうです。
桃太郎さんが連れている、あのカラフルな鳥です。
韓国では、雉は喉にいいんだそうです。
ガイドブックを見て、キジ鍋を食べに行きたいと思っていました。
レンタカーのカーナビにガイドブックに載っている通りのアルファベットを入力すると、どうしても住所が設定できません。
なんや、どうなってんや。。
きっと間違っているのだろうと思い、Wi-Fiを使ってぐぐり直してみると、やっぱりガイドブックがまちがっていました。街中を行く、巨匠のアバンテ。街中のハングルの看板が、異国情緒をかき立てます。
漢字と違って、何屋さんか、全然わかりません。
地図などで、お店はここらあたりでは、というところを通り過ぎてしまい、わからんかったなぁと、大通りから横道に入ってぐるっと戻ろうと入ってみたら、なんと、横道の中の住宅街にお店がありました。
雉、ていうハングルだけ、必死で覚えて行ったのです。
꿩
こう書いてあるから、きっと雉鍋の店!
その辺りに、他の車がしているように、道端に停めてみました。
本当はどうするのが正解だったのかな…。お店には他のお客さんがいなくて、オンドルの座敷にあげてくれました。
キジ鍋と、雉ユッケと、雉肉のバター焼きを頼みました。日本語の説明書きがあるメニューを出してくれました。
雉肉、どんなの??
ベルギー料理で、フザンていう雉肉食べたことあるけど、韓国料理というのは珍しいです。お通し。
いろんな知らないおかずが少しずつ食べられるので、外国人には、韓国のこういうおかずの出し方は、ちょうどいいですね。キジ肉とじゃがいものバター焼き。
皆様の想像通りのうまい味。鍋横にあるのは、キジのユッケ。たしか、梨の刻んだのが混ぜてありました。
こういう、おかずで机の上を埋めてもてなすイメージて、ちょっとオリエント風なのでしょうか。手前の緑が、巨匠溺愛の辛い唐辛子ですね。
キムチは薬念が効いてうまい。床は韓国といえばオンドル。鍋用のキジ肉。お店の女の人がお世話に来てくれてお野菜を入れてくださいました。(奥さんだろうか、めっちゃ色白で肌綺麗でした。キジ肉効果かな)
韓国料理はお肉もお野菜もいっぱい出て、なんか、元気が出ますね。
なんか、こう言う記事は早く書かないとダメですね。
もう、どんなスープだったか、あまり思い出せません。
キジ肉が鶏よりも味が濃かったことと、もやしの食感だけが思い出せました。締めはお蕎麦。
去年末、確か私は、鍋あとの蕎麦がうまい、と、ブログに書いた気がします。
しゃぶしゃぶ安田で茶そば入れてもらって美味しかったのでした。
こちらのお蕎麦は柔らかくて、鍋に入れたらボロボロちぎれるような感じだったと思います。
スープもめっちゃトロトロになりました。
日本のお蕎麦みたいな、コシ命という感じではなかったです。最後におミカンをいただきました。
チェジュはミカンの島ですからね。そして、最後にお茶の写真を撮っていた私。
韓国って、お茶が、まず出ないのですが、これは、コーン茶か何かだったのでしょうか…。
チェジュはお茶の栽培もしてる島だったので、茶葉のほうじ茶だったのでしょうか。。
だから、ブログは早いうちに書け、鉄は熱いうちに打て。
ただ、とにかくよく覚えているのは、店主のキムさんが名刺をくださって、付け焼き刃でハングルを勉強していたわたしは、「キ、ム、キムさん!」と読んだら喜ばれたということと、その様子を見て、キムさんも、日本語勉強本を見せてくれて、にほんご勉強中です、と、言ってくれたこと。
すこし、藤井隆に似ていたキムさん。
当時、日韓の関係が冷え込み、ニュースとかでも盛んに韓国で日本人の観光客が減ってるとか、ネットとかでも日本人が韓国で危ない目にあったとか言ってて、旅行に行くのにすこしナーバスだったのですが、最終日に、日本人の観光客また来たらいいな、と思ってくれてる人と会えてよかったです。
旅行中に、日本人だからと言う理由では一度も嫌な目には遭わず、楽しく過ごさせてもらいました。
新市街のスーパーで無くしたはずのガイドブックも見つかったし、ハンジュンマのアカスリのおばちゃんはものすごい一生懸命体擦ってくれたし、チェジュのみなさんは頼ればみんな、遠くから来た私たちに、手抜きなしで親切にしてくれたのでした。
これは、キジ鍋屋さんの近くのチェジュ特産品センター的なところに売ってた高級な雉飴。
鶏肉そぼろの入った水飴みたいなもので、あんまり進むものではありませんでした。
パンに塗って食べようかな…。
これが喉にいいんだそうです。
新市街のスーパーで聞いた若いモデルみたいな子は、キジ飴自体を知りませんでした。
この日の午後、帰路につきました。
あっという間だったけど、楽しい旅行でした。左ハンドルのアバンテ、グイグイくる韓国の運転、道中乗りこなした巨匠、おつかれさまでした。この羽の向こう側に見えてるのは、チェジュ島の真ん中にある漢拏山(ハルラサン)。
山の上車で通った時、寒くて、めっちゃ天気荒れてました。(写真は寒かった山のSA)食道楽のチェジュ島〜雨の日のあったかい軽食 - 毒食わば皿まで 2
山頂はこんなふうに雲の上に出てたのですね。韓国は、近くだけど、しっかり外国やったな。
韓国のアジュンマのまかしとき!という感じが、好きです。
外国旅行って、やっぱ、なんか、パラレルワールド感あって、興味が尽きません。
落ち着いたら、ぜひまた行きたいです。
〜おまけの馬〜
本当は時間外やったのに、ハルラサンの麓の農業試験場的なところで、無理に見せてもらったチェジュ馬。
チョランマルという原産種もいるらしく、また、そのうちチェジュに乗馬も行きたいです。かわいいね。
また会おうね。