みなさま
11月末に、とうとう、巨匠に書写山を見せびらかしました。
播州人としては、春の桜の姫路城、秋の紅葉の書写山を他国の人に見せびらかしたいと思ってしまいます。
お友達のお坊さんのフェイスブックに載っている紅葉の書写山の様子を見て、満を持して行きました。大人なので、ロープウェイで一気に上がります。
上がったすぐのところから、姫路を見晴らしていたら、関東のアクセントのおばちゃん軍団が、どこが海なのよ、と、わいわいなっていたので、思わず解説してしまいました。遠くは、明石海峡大橋、淡路島まで見えています。
姫路城は、方向はこちらですが、市内にあります男山の陰になり、こちらからは直接みることはできません。
いい声してるわね、ガイドさんかと思った、と言われました。
うるさくてすみません。
麓の山も秋模様。今日もいい天気です。道のところで撮っていた他のカメラマンと同じアングルを試してみる巨匠。
巨匠とて、勉強しているのですな。門のところ。
ここの中から、聖域なんやて。
裏側は、山の麓まで区切れめがなく続いてると思うんやけど、そっちの聖域の境目はどこなんでしょう。ここで、しばらく巨匠が、シャッターチャンスを待って粘りました。
けど、次々と人が通るので、狙った通りの写真がなかなか撮れないようです。
巨匠、ここはまだまだ序の口ですよ!
ここで時間食ってたら、帰りのロープウェイ乗れまへんよ!
と、急かしてもピリとも動く気配なく。待ってる間の、別の角度から、おふたりさん。
巨匠、自分のペースで気が済んで(諦めて)、誰も写っていない写真は無理と悟ったのか、まぁまぁ見た目が綺麗な女の子たちがほたえてる様子が写りこんだ山門の写真を撮影なさって気が済んだのか、やっと重い腰を動かし、山道を続けていきます。
巨匠が撮ると紅葉が150%くらいになって、さすがなのでした。
赤い葉もありました。
後光さすリス。
秋が似合いすぎて保護色のリス。
その向こうにお墓があります。
お寺だからね。テクテク歩いて摩尼殿。
イチョウも綺麗やなぁ、光ってます。撮りまくる巨匠を眺めるミッフィ。
とにかく秋色。足元まで秋色。ゆっくり摩尼殿に上がりました。
前も書いたことありますが、摩尼殿には、秘仏の仏さんが中に祀られてて、その秘仏は、崖に生えていた木に直接彫られていると伝わっています。
性空上人が、書写山の別のところに庵を結んで、お山で修行をしていたところ、崖の木に仏さんがファアと出てきたので、その木を仏さんの姿に刻んで祀ってるそう。
マジ?
だから、摩尼殿は、崖にひっつく様にして建ててあるんだね。摩尼殿、靴脱いで上がってみましょう。
上がってみたら、友達のお坊さんが、お堂の中でツアーの人を案内する仕事をしているところでした。いい眺めです。集合写真も撮りました。
それから、友達に少し挨拶して、おもてで、控えめに猿回しを見て、100円払いました。抱っこできるくらいの小さいプードルかなんかを連れているひとがいて、猿がピョーン!と、セットの小道具の間を飛ぶたびに、小さい犬がギャンギャン吠えていました。
犬から見ると、猿と人間て、どれくらい近くに見えるんかな。
それから、食堂とかある方に巨匠を誘いました。播州の里山は、地域的な植生の為、東日本と比べると椿とかの常緑樹が多く、本来なら冬でも木が茂って暗い山が多いのですが、お寺なので意識的に紅葉する落葉樹を植えているのか、ところどころにハッとする色味の木があり、いとをかし。
どんぐり!リス、どんぐりが似合います。
やってきました。
3つのお堂があって、真ん中が広場みたいになってるとこ。
着いた途端に、巨匠がえらく感心していました。
映画や大河ドラマでも登場するところです。
軍師官兵衛でもここで撮ってたな。
食堂の二階から常行堂。
案内解説の仕事が終わったお友達のお坊さんが、案内してくれて、二階に上がりました。
食堂て、ご飯食べるとこというより、修行をするとこなんやて。
弁慶が机にした木みたいなのがありました。
二階建のように見えるけど二階になってない大講堂。
奥の院。
食堂の下、ツーツー。
乗っかってるだけみたいです。行ったことない展望台のほう。綺麗なとこだね。お山は秋でした。ミャンマーの馬さん。
そろそろ戻っていきましょう。ロープウェイ駅。夜に中国語があったので、地元で焼肉を食べ、神戸へ。
時間があったので、北野に行ってみました。北野のスタバ。
なんでか、しまってました。ホームズの家がバーになってたので、チャージかかったけど、ノンアルでカフェ利用。クリスマスのしつらえですね。
楽しんだら、あとは、二階も見学できました。
そんなこんなで、秋は終わり、もう冬ですね。
先週、風邪こじらせて、熱出てしまい、病院行きました。調べたらインフルエンザじゃなくてよかったです。
年末!