毒食わば皿まで 2

毒食わば皿まで http://dokusara.exblog.jp の続き

タンゴとかいろいろ

みなさま

 

先日ダリエンソカップというタンゴのコンクールみたいなのがあって、巨匠が最初で最後に受けてみよかな、と、言い出して、そんならなおちゃんも!!という勢いで申し込みました。

ダリエンソていうのは、タンゴの音楽の楽団の指揮や有名なタンゴの代名詞ともいえるラ・クンパルシータの作曲者(厳密には作曲者じゃないのかな?よく知らんけど)として有名な、巨匠中の巨匠です。

f:id:dokusara:20221220093242j:imageエストロ!f:id:dokusara:20221220093649j:imageちなみにこちらは、2018年3月に自作したトロイロとダリエンソです。力作。前職の会社の机かな。昼に買って、たまごが好きなドイさんの誕生日に描いて贈ったのでした。ちなみに、トロイロは23が好きな楽団で、将棋差しの加藤一二三さんに似ています。f:id:dokusara:20221221092432p:image黄金時代のマエストロたちですね。

そんな、ダリエンソの名前を冠し、ミロンガでダリエンソを一番上手に踊れるのは誰だ!というダリエンソカップがあったのです。

日本のタンゴダンサーで、先日ナタリアヒルズさんを日本に呼んだGyuさんが中心になって開催されてたそうで、大阪予選で一位になったら東京の決勝にタダで(補助金有りで?)行ける特典がありました。

ペアで出場する部門はちょっと前に終わってて、その時は巨匠は出ようかと言わなかったのですが、ジャックアンドジルという男女別でエントリーできるやつに、巨匠がなんか急に気が向いて、おれ出る、と宣うたのでした。

わたしはダリエンソ聞くのも踊るのも大好きだけど、そもそもそんなタンゴ上手じゃないし、ダリエンソって、バレエでいうところのアレグロっぽいチャッチャカチャッチャカした曲が多く、私は背が割とデカくどちらかというとアダージョ向きなので、ダリエンソはミロンガでもあまり誘ってもらえない曲、というイメージも少しありました。

ダリエンソて、めっちゃグイグイ踊らせる曲ばかりなので、特に、上手な人と踊りたい(下手と踊ると疲れる、というか)、と、思わせるような感じなのだと思います。

今回の私たちのエントリーは、ペアじゃなくて男女別々なので、私は箸にも棒にもかからんけど、巨匠、もしかしてありえるんちゃうん、と、私は勝手に思っていました。

f:id:dokusara:20221226210721j:image結論から言うと、2人とも東京行きはなかったのですが、ゼッケンつけて踊るのはちょっと楽しかったです。

男女別々でのエントリーなので、男女総当たり戦で、一曲ずつパートナーを交代しましたが、たまたまミロンガという二拍子の早い曲で巨匠と組むように当たりました。

私はミロンガが大の苦手で、巨匠とは家で練習してもらってるので、まだ比較的リラックスして踊れるため、なんとか誤魔化しながら楽しめるのですが、他の人とミロンガ踊るとリードが分からなかったり、ステップをミスったり、リードされてないことを勝手にしたりしてめちゃくちゃになり、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、居た堪れなくなります。(巨匠と踊ってもリードが分からなかったりミスったりめちゃくちゃになるけど、巨匠に捕まって振り回されてるだけで幸せな気持ちになれるので、楽しめるのです。巨匠は楽しめてないでしょうが)

と、いうわけで、ミロンガでわたしと当たる人は気の毒やなぁ、けど、巨匠と当たるといいなぁ、と思っていたら、ミロンガで巨匠と当たったのでした。

後でジミー先生とたまたま話した時、ミロンガで巨匠くんと踊る時やけに嬉しそうだったじゃない、と言われたので、ミロンガ苦手すぎて、慣れた人と当たってホッとしたんです、と、話しました。

そしたら、地獄に落ちるなら2人で、ってか、と言われ、えへへ、と、なんか悪い気がしなかったのでした。

そのせいかどうか、巨匠は東京行きを逃したわけですが…。

あと、ドレスがSHEINの安物だったせいか、ゼッケンが落ちまくりました。

他の人のドレスはちゃんとしたもののようで、ちゃんと引っ付いていました。

三曲踊って、全部の曲でゼッケン落としました。

ゆかこさんと、いつも良くしてくれるサトウさんが2回も拾ってくれました。

誠にありがとうございました!!

他には、一曲目に、ダリエンソのラ・ブルーハという曲をDJしてくださったジミー先生がかけられましたが、ジミー先生が良い声で、一曲目はラ・ブルーハです、と言ったのを「ブルーハーツか〜。スペイン語の歌もサビが英語やねんな」と思って、流れた曲のサビのところ♪ラブルーハ〜、てなってるとこ聞いてもまだ、なるほどサビでブルーハーツ言うてるわ、と思い、帰って何日かしてから巨匠に、あの曲さ、サビ英語やねんな、と言ったら、は?それ他所で言ったら恥かくで、と、本当の曲名を教えてもらいました。

Noelia Hurtado and Carlitos Espinoza – La bruja #NoeliayCarlitos - YouTube

ええ曲ですね。

ダリエンソカップでは、男女総当たりだったので、普段ならダリエンソできっと別の人誘うだろうなと言う人ともダリエンソ踊れて、結果的にとても楽しかったです。

あとで、先生たちに、講評もらえたのもためになりました。

ちょっと前のめりになり過ぎていたのを指摘される良い機会になりました。

巨匠と家で踊るのもためになりますが、レッスン受けたり、先生に直してもらったりは、たまに必要やな、と、思い新たにしました。

f:id:dokusara:20221226213045j:imageこちら、先週してもらったネイル。

ケンシロウサウザーを、ネイルサロンしてるタンゴのおねえさんの娘さんに書いてもらいました。

良い年迎えられそうです!

そういえば、こないだ昼に三宮にうつみさんが来て、ランチを食べました。

先日のウェディングミロンガでは、うつみさんが来てくれて、他にも私の友達が来てくれていましたが、共通の話題がわたしのことしかないもので、まさか本人を前にして腐すわけにもいかず、たかたさんを褒め称える会になったそうです(なんそれ、面白い)。

ほうほう、それで?と聞いたら、中でもおかしかったのは、誰かが、あんなに運転してくれる友達他におらん、と褒めてくれて、他の子もそうだそうだと同調してくれたらしく、それが、ちょっと面白かったとのこと。

わたしは車の運転が苦にならん上に、気遣いができないので、運転くらいはしとこう、と、率先して運転していたのですが、今や巨匠がほとんど運転してくれて、すっかり運転が億劫になったものよな、と、巨匠ありがと、と思ったのでした。

スタッドレスタイヤ履き替えたし、雪道もどんとこい。

巨匠、安全運転おねがいします!

 

ごきげんよう