みなさま
いいとこだったな…。
すぐ近くのおばあちゃんがやってるパン屋にパンを買いに行き、チーズパイか何かを買って、朝ごはんにしました。昆布パンも味わい深いです。
富山の人って昆布めっちゃ食べるらしいです。昆布締めとかよく食べるんだって。
廻船問屋とか、北前船とか、そういうやつで昆布が昔からあったのでしょうか。新湊乳業ビン牛乳もおいしいです。
前の窓は開けることができて、縁側みたいに座れます。
ちょうど良い涼しさだったので、開け放してご飯食べました。
憧れの水辺が見える縁側でした。よかったね。また別の季節にも来てみたいね。片付けて、全部車に載せました。ええんか、行くか?
さて、出発進行。水鳥が内川を進むのを見ました。
とりあえず、新湊きっときと市場というのに向かってみました。
美味しそうなお魚でもあれば、お互いの実家に贈れたらいいな、と思って向かいました。駐車場ガランとしとりました。
どんな感じかな?
入って見たら、お魚コーナーは、びっくりするほどスッカスカ。
干物の冷凍も、ほとんどありません。
ありゃ?となっていたら、お店のおじさん曰く、海が濁ってて魚が全然取れないのだそう。
あららー、敦賀のお寿司屋でも言ってたな。この頃、福井とか石川のあたりで、洪水でサンダーバードの線路が水没したり土砂崩れで寸断されてしまったりして、ニュースになっていましたが、富山の方も同じように降っていたのか、あの濁流が海に流れ込み、海が濁ってしまっていたようでした。
そうなんや。。温暖化は、台風や大雨が降って陸上が荒れるだけやないんや、海も荒れるんや。。
ますますもしかして、自分が年寄りになる頃(もし長生きできたとしても)気候変動のせいで食糧とか難しい時代がやって来てしまうのかもしれません。怖いな。巨匠の両親にはおそうめんをもらっていて、また旅行先からなんか送るわ、と話していたので、サバだっけ?大きな干物を見つけて送りました。本当にそれくらいしかなかったのです。(何しろ異常気象による食糧難、世紀末を思うくらいなんもなかったのです)
うちの両親には魚を贈る約束はしてなかったので、あんまりにもなんもないし、魚は送りませんでした。(ホタルイカの佃煮とか3種類入ってる長持ちするのを買いました)
巨匠と、昨日スーパーには、少しあったけどな、ここまで回すほど無いんやろかな、と、言い合いました。
そのかわり、この中にあった酒屋の姐さんがめっちゃ熱くお酒を語る人で、よしのとも酒造をめっちゃ推してくれたので、よしのとものお酒をおみやげに買いました。
池上季実子を健康的にした感じの姐さん、と巨匠に言ったら、よく言い過ぎちゃうか、と言われましたが、そんな感じのお姐さんがお店にいて、両方のお父さん用に、満寿泉買ったろか、と思ったら、満寿泉はね、いま流行ってるけど、お米が富山のお米じゃないですからね、と、言われて、そう!うちの近くの田んぼで作ってるんです!兵庫県!と言いましたが、あまりお姐さんのお気に召さなかったようで、富山で作ってるお米を使ってる吉乃友酒造、オススメ。よかったら試飲しますか、と、勧められました。
巨匠が運転してくれるというので、富山のおすすめをうかうか味見しました。
確かにどれもおいしくて、めっちゃ高くて美味いのも味見しましたが、手が出るのがやっぱよしのともさんやったので、よしのとも酒造、純米、醸造アルコール入ってないのの四合瓶と、うちのお父さんには小さい瓶を買いました。(酔わされて推しに弱くなってたのかもしれないですね)
吉乃友酒造 | 「純米酒なら富山で一番」 よしのともは純米酒にこだわっています
富山のお米で作ってる富山のお酒、というウリがわかりやすく美味しかったです。
ご飯、おかず、何にでも合うのがウリとのことでした。それから、巨匠はちょっと塀を登って海を見て(私は鈍臭いし飲んでたから登らず)、山の方へ移動。新湊は結構デカい船が入ってくるみたいだね、と、ポンちゃん。帆船?観光用の船みたいなのと、その向こうにも船が近づいて来てるようです。
大きな船がくぐり抜けられるようにすごい高いところに橋がかけてあり、それを通ります。あれ、とおるよ。後で調べたら、富山県は対ロシア輸出額では日本一位の港だったんだそうです。(新湊ではなくて伏木港からシベリア鉄道に接続する計画があったそうです)
主な港は三つあり、そのうちの一つみたいですね。あ!山見える!あの前に見えてるの、立山か?
湾の向こうに壁みたいにデカい山が見えています。日本アルプスなんやろな。。ほえー、田んぼ!
助手席で朝から酔っ払ってダラダラしつつ向かいます。
市街地から伸びる二車線ある幹線道路で、山の方にグッと向かう途中、回転寿司屋さんが見えました。
時は11時ごろ。
ちょっと早いですが、お昼にせえへん?食べとかんと(しょぼい昼しか)無くなるかもよ?と、巨匠を焚き付け、回転寿司に入りました。こ、これは、ノドグロの炙り!
うまうま。。
氷見港が店名に入ってる、粋鮨、ていうローカルチェーンぽい店でした。
おすすめランチみたいなのの、いい方のやつ注文。かーっ!いろいろ説明聞いたけど忘れました!
けど、とにかく美味かったしコスパ良く感じました。
氷見港もよかったんやろな…。ブリの季節かしら。そのうち行って見たいです。食べといてよかったなー!と言いつつ、再出発。立山、という文字が、道沿いに次第に増えてきました。
庭木が茂った間の細い道を通ったら、民家の塀にふわふわの毛の猿が座っていて、巨匠が、あ!なんか悪いことしよる!と、決めつけて言いました。
猿は、私が見た時は、塀の上に座って車をキッ!と見てただけでしたが、猿が民家の塀に座ってるだけで、なんか悪いことしよるんやろな、と、思っちゃいますよね。
うちの近所では、普通、猿って近所をうろうろしてないし、家の近所で猿と共存出来なさそうに思います。ドライブインみたいなところに寄ってもらって、トイレ休憩してお酒を抜き、立山って書いてあるTシャツ登る前から買おうか迷いつつ諦め、一路立山駅に。
無料の駐車場があるので、ここで荷物を再点検し、ポンちゃんマキちゃんたごちゃんと別行動に。シカオ、ちゃんと待ってるんやで。ケーブルカーが来るのが見えました。あれに乗るんやな。ちょっと雨降りそうかな?
切符を買った後、巨匠がトイレに行ってる間、写真撮ったり、LINE打ち返したり、インスタ載せたりして遊んで待ちました。
実家のLINEグループに、いよいよ立山、とシェアしたら、ホッカイロ持っといた方がええ、と、父に言われ、買うの忘れていたので、カバンに入れてるいつのかわからんやつが万が一終わってたらヤバい、と、急に怖くなり、売店で買ってから乗ることにしました。
最後に買い足し。
これで大丈夫。
このアーモンドチョコ、山で食べると、なんか、美味いですよね。
これと、新湊のカモンで買っておいたオールレーズン、山で小腹すいた時、ほんま、オールレーズンとアーモンドチョコと、水筒の温い紅茶が美味かったので持っていってよかったです。下界に未練がありすぎて、食べんでもいい割高なコロッケを買って食べました。冒険の共には、カバンにつけやすい白瀬くん。たごちゃんも行きたがってましたが、ごめんね。。僕を選んだこと、がっかりさせませんよ、と、頼りになる白瀬くん。お!切符の時間来た!
いざ立山へ。
続きます。