みなさま
こないだの週末は、エリナ嬢が教えてくれて、マッツの映画をカラオケボックスの大きな画面で見る会を催しました。
エリナ嬢は結構何年もあるアイドルを熱く応援し続けており、その活動の一環として、他のアイドルファンの人と一緒に、カラオケの大画面でライブ映像を見たりして楽しんだことがあるらしく、久しぶりに遊ぼ、となった時に、そう言う遊びしようか、と言ってもらって、そんなら、と、エリナ嬢がまだ興味持てる戦争もの映画の「誰がため」を借りて集合しました。
Flame & Citron Trailer HD - YouTube
ナチスに占領されているデンマークが舞台のデンマーク映画で、デンマーク語の映画です。マッツ・ミケルセンはデンマークの俳優さんなので、当然デンマーク語の映画にたくさん出ています。
それで、わたしはトチ狂って、デンマーク語を習うことにしました。とりあえず、duolingoという語学学習アプリをダウンロードし、デンマーク語を毎日ちょこちょこと学習しています。
わたしは女です、とか、わたしはパンを食べます、とか、彼はベジタリアンです、そして、肉を食べません、とか、わかるようになってきました。
さて、映画の前に腹ごしらえします。
エリナ嬢とはロシアの縁でも結ばれているので、ロシア料理を食べに行きました。
ボルシチ。
ボルシチはそもそもウクライナ料理だ、と、ロシアにくけりゃ袈裟まで憎いような言い方する人もいます。たしかにボルシチはウクライナ料理です。
けど、ロシア料理でもあるはずです。そんなこといったら、ポーランドにも同じようなビーツのスープがあり(むかーしロンドンで食べたことある、豆の入ったビーツのスープで、バルシュク、みたいな名前だった)、陸続きだし、あんまり簡単にロシアとウクライナの文化は切り離せないのでは、と、思います。どちらにもルーツがある人も多いし。
逆にいうと、そんなにちかしい国に武力で押し入って人を殺しているということのえげつなさを感じるわけですが。。
そんなボルシチを食べ、ロシアの見たことないビールをエリナ嬢は頼み(ロシア語でビールは言えるでー、と、言っていた)マッツがかっこええ話を聞いてもらいました。シャケの焼いたんとご飯のセット。
手軽で美味かったです。
さて、カラオケボックスへ。
一時から開店で、本当は2時間16分の映画のために、3時間分、くだんのデュアルモニタールームを予約したかったのですが、予約時点で次のお客さんが4時から既に予約してるから、片付けも含めて、一時から2時間半しか取れない、と言われていました。
それで、気が急いて、オープン前からカラオケボックスの前で並んで待ちました。
先に一人で並んでいた男の人の客が2人、私たち、一人で来たおじさん、若い女子二人組、というメンツでオープンを待ちました。
受付で予約しました、と言ったら、次の予約がキャンセルになって、時間気にせず使えることがわかり、一安心。
よかった、よかった、と、安心してDVDをセットして臨みました。
こう言う感じで鑑賞します。こんな感じ(ここは予告編)まぁ、マッツは主役のうちの1人だけど、メインの方ではない方でしたが。
冒頭から、もう1人のメインの主役の若い男子が襟元に白いシャツプラス上着、と言う格好に対して、マッツは黒のハイネックにマフラーと暑苦しく着込んでおり、始終塞ぎ込んで妙に顔汗をかき、テカテカに顔脂がすごい役でした(役です)。エリナ嬢も言っていましたが、もう1人の主役が若くて赤毛なので、そっちが色をパッと差すような画面にするために、マッツは余計に黒っぽい感じにしてたんでしょう。若い方は涼しい顔で人を殺すので、その対比に顔汗をかいてたのだとも思います。
マッツの役は、人を殺すことを選んでいるけど、いつまでもそれに慣れず呵責に苛まれる、けど、生き延びたい、と言う役でした。デカい画面で見られてよかったです。
エリナ嬢ありがとう!
若い男子がチョロい!というのも映画の見どころとして、面白かったです。
あと、勉強の甲斐あり、マッツが救急車で運ばれるときに、水、というのが聞き取れ、ガッツポーズしました。
時間が急いてなかったので、もう一度頭から見て、復習をしました。エリナ嬢が、マッツと写真撮ったる、と言うので、マッツの脂っぽくて無精髭がゾリゾリの、カレーパンみたいであろう頬を想像し、カラオケボックスの壁を撫でました。めっちゃ面白かったです。
マッツ・ミケルセンのファンの人と集まって上映会とかしたら、きっとそれも楽しいでしょうね。エリナ嬢は付き合ってくれて誠にありがとうございました。
マッツ関係なしに面白そうな映画は共有できれば嬉しいです。
まぁ、映画館ではないので、廊下からの光が明るく入ってきて、暗いシーンはちょっと白く飛んで見にくかったですが、大画面でやいのやいの言ってみるのは初めてのことで、大層楽しみました。
夕方、巨匠と合流し、阪急の北欧フェアに行きました。
デンマーク映画からの北欧フェア。
巨匠が、北欧フェアやっとるで、と教えてくれたのです。北欧ならぼくでしょう、と、イケア出身のボーダーと、リス、あと、新しい車に乗り込む予定の鹿さん。
鹿さんは北欧フェアに紛れてあったフェアトレードのコーナーにいたネパールの鹿さんです。
厳正なオーディションの末選ばれてきました。うまそうだったので、デニッシュ屋さんに売っていたシナモンロール的なのをゲットし、スウェーデン王室御用達のフレーバーティーを買いました。巨匠はうまそうなキャラメルアイスを買いました。映えないテーブルやな。まるで一蘭のようにアクリル板で囲われているとこでちょいちょい食べました。北欧フェアに付き合ってくれてありがとう!
私がおもしろがりそうと思って情報をシェアしてくれる心優しき巨匠です。23とボーダーはシャケを見ました。
私たちはシャケではなく、サバの燻製とニシンのディルマリネを買い、デンマークのチーズもゲットしました。
それとは別に、そろそろイケアでザリガニ祭りの季節なので、ザリを買いに行きたいです。
北欧フェア堪能しました。
面白かったけど疲れたね。
翌日。
うさおの片付けに行ってみたら、暑かったので、ダンナ、知ってますか、近所のいいとこ行きましょうか、と、2人で悪巧みして、近所の氷屋に行きました。スペシャルAとスペシャルB。
私のはスペシャルBで、黒蜜とミルクときな粉と白玉です。
巨匠のがスペシャルAで、抹茶とミルクと金時と白玉です。
定番のいちごとかレモンとかもいいんですが、ここは黒酢ていうのもあり、これも好きです。
とりあえずスペシャルBが一番好きなので、食べておきました。
いい夏の始まりですね。
マッツ・ミケルセン沼関係の話題としては、AmazonからハンニバルのDVD BOXフルコースエディションが届きました。
これは、しばっちがずっと前にくれたAmazonギフト券を使ってしまいました。
Twitterでフォローしているマッツファンの先輩アカウントが、今安くなってる、と、情報を流してくれていたのです。確かに前に見た時は2万以上してたけど半額になっていました。
半額で、ほんまに届くのか?
ある日、巨匠が受け取ってくれたボックス。
この日、実はソノミさんに誕プレを送っており、中に入れていたイワシカレーの缶詰が割れる、という大事故が発生していました。
それで、心穏やかでない気持ちで帰宅して、Amazonの箱を開けました。カレーなんか入ってないやろけど、中身は無事か。ぎゃー!無事!フォトブックもちゃんと入っとる!
無事でした。
あとは、ハンニバルがグロくて見られへんかったらどうしよ、というのだけ、懸案でした。
ハンニバルは、あのアンソニー・ホプキンスで有名なハンニバルをマッツ・ミケルセンが演じているテレビドラマシリーズなので、当然死体がたくさん出てきます。そんで自分ではまず絶対見ないので、ちょっとビビっていました。
数日前に、ハンニバルを開始してみました。
シリーズ3まであるDVD-BOXのため、キリがないので二話だけ見ました。
結論からいうと、全然平気。
だいたい、酸い甘い噛み分け、魚の腑分けも致すような私がいまさらハンニバルの芸術的な変死体に本気で吐き気を催すわけがなかったな、と言うことがわかってしまいました。ドラマなので、綺麗なもんでした。
ということで、ハンニバル始めてしまいました。
ハンニバルが最初だったわけではなく、ちょい前には、TSUTAYAの会員カードを再登録し、マッツの映画を手当たり次第借りてみはじめました。一作目、悪党に粛清を。デンマークからアメリカに移民した人を主人公にした西部劇。マッツがデンマークからきた主人公で、身内も自分もひっどいめに遭いまくり、最後皆殺しに行く映画です。
マッツファンの間では有名な吊るされマッツが見られました。
マッツがあまりにも酷い目に遭うので、目を三角にして見ました。ハンニバル(まだ二話目やけど)よりよほど怖い気持ちになる映画だと思いました。マッツ、カッコいいけど、幸せになってください。2個目、カオスウォーキング。
マッツ出てなかったら見てない映画でしたが、普通に楽しみました。マッツが悪いことしてるのは直接描写ないけど悪さが滲み出てくる名作。
主人公を応援して楽しく見ました。3個目、シャネルとストラビンスキー。これは公開当時、同時に2本シャネルに関する映画をやっており、ハハとシャネル映画を見に行こう、という話になって、もう一つの方を見に行って、気が済んで見なかった映画でした。ストラビンスキーのビジュアルがちょっとエロ顔でおもろい、と、当時は思ったのです(それがマッツだった)。もう一個の見た方のシャネルは、成り上がる前のところから、映画アメリで有名になったオドレイ・トトゥが演じていて、それはそれでよかったのですが、こちらのシャネルはモデルのアナ・ムグラリスが演じていて、勝手に英語の映画だと思い込んでいたので、それもあり、見る気がしなかったのです。実際はバリバリのフランス映画でした。
スタートから、バレエリュスの春の祭典の初演で警察が来てしまうところを臨場感たっぷりに描いており、バレエファンとしては、グッと持っていかれました。
シャネルの家の調度もかっこいいし、マッツが演じるストラビンスキーが前衛的な音楽とは裏腹に普通のおっさんで、シャネル姐さんに失礼しちゃうとこもまぁそんなこともアルパカなど思って見れて、大層楽しみました。マッツはピアノを弾けないらしいけど、ピアノ弾ける人に見えるくらい上手に弾くふりをするらしい(わたしはピアノ弾けないからわからない)のが見どころ。あと、上手なフランス語マッツと、ロシア人役なのにちょっと変なロシア語のマッツが見られます。
バレエ好きとしては、能書き垂れたくなる楽し耽美映画でした。
実はこの他に2本、しかも、私的には大本命あるのですが、長くなったのでこの辺で。