みなさま
青森空港に無事到着。巨匠が自分で予約したレンタカーを借りに行きます。
巨匠が正味運転してくれるので、お車はお任せしておりました。
巨匠、選ぶ時はRVとかSUVとか四駆とか言うてワクワクしてましたが、雪道運転のコツ、という動画をYouTubeで見た巨匠曰く、一番事故るのは、レンタカーでええ車借りて、慣れてないのに浮かれて飛ばす人、と言うことらしく、YouTubeに目が覚めた巨匠、堅実にコンパクトカーを選びました。
その後、日が迫っていろいろ調査し、結局、泊まる先の酸ヶ湯温泉に電話し、雪はどうですか、運転大丈夫でしょうか、と、相談したそうです。
そうしたら、四駆をおすすめされたそうで、5000円高いけど、と、コンパクトカーの四駆に変更し、万全の対策。
去年、実家のアクアを宮津の降りたての雪で運転し、少し滑る感じが怖かったので、それで、四駆にしました。ええんちゃうん!始まる旅行にニッコニコの巨匠。
運転よろしくお願いします!関西人は、これくらいの雪で浮かれて足跡をつけたりしますよ。関西人には見慣れない雪の壁の間を進みます。じゃん!
走ってみると結構都会な青森市内、駅前の方にのっけ丼を食べに来ました。チケットを買いご飯ゲット。1500円の綴りを買いました。
とりあえず、青森市内はホタテが推しらしいので、ホタテ。みたことないのはチャレンジしたいですし、ウニも食べておきたいです。生牡蠣も食べたい。白子も食べたい、とやっているとチケットが足りなくなり、0.5綴りを買い足しました。
お味噌汁はカニ、あるお店では、蟹味噌豆腐(手前左の四角)をおまけしてくれて、別の通路のよそのお店のお姉さんに、これ気になる、なんですか、と言われたりもしました。よそのお店の具までは知らないもんなんですね。
手前左から、カニ味噌豆腐、白子、マダラ鱈子(普通のよくみるのはスケソウダラ、これはマダラ)、ウニ、逆時計回りに、牡蠣、丼の中は、ホタテ、詳しくは忘れたけど白身が2種類くらい、子持ちイカ、ケンサキイカ、そんで左横が蟹のお味噌汁でした。
堪能しました。安くはないけど、アトラクションとして楽しいのっけ丼ですね。
それから、車でここへくる直前に見かけたホタテのお店に行きました。渋い商店街を通りました。実家にホタテを送ると電話する巨匠。ホタテって時速50キロで泳ぐんだってね。
ホタテ10枚で2000円ですが、関西まで送る送料も2000円で、結局送料やな、と言い合いました。ばらしてこんなふうにしておくと、冷凍しておくこともできるらしいです。
まぁ、両親は届いた日に瞬殺だったみたいですね。
送ったのはこちらからでした。雪を見たら足跡をつけてみたい関西人たち。
ふと思ったんですが、雪国の子供たちは、足跡をつけたりしないんでしょうかね。
浮かれて雪を踏んでるのは、わたしたちだけのようでした。猫がいる店でりんごとニンニクを買いました。りんごは88円くらいだったかな。2個だけ買いました。いろんな種類ありました。もっと買えばよかったです。雪国の猫さんなんやね。
撫でさせてくれましたが、しばらくしたら家に入ってしまいました。交差点も雪。
浮かれて写真撮っていたら、わかもんのグループに、このおっさんおばはんらは何が面白いのか、と言う顔で見られました。そら、行く道行く道で雪、雪、と、浮かれていたら、青森の人から見たら不思議かもしれません。
けど、朝起きて数時間飛行機に乗ってきたら地元とは全然違う景色なものでして。のっけ丼の駐車場に戻りました。
分厚い毛布みたいに雪が積もっている屋根、いとおかし、ですやん。また巨匠が運転してくれて、今夜のお宿酸ヶ湯温泉に向かいます。市街地を抜け、山に入るとこんなふう。どんどん雪深くなります。https://www.instagram.com/reel/CbMkuvKjCRP/?utm_medium=copy_link
雪をみてイキイキしている白瀬くん。
行ったことないけどちょっと南極みたいだよね。
関西人2人、見たことのない量の雪に大興奮しながら、酸ヶ湯温泉着。着いた、ついたでー。こんなに積もってるんや。。
ということで、チェックイン。
エレベーターとかはないですが、旅館の男の人がスーツケース持って部屋まで運んでくれました。
和室で、襖に鍵が取り付けてある部屋でした。
ガスストーブがめっちゃぬくいです。
全然寒くないな。
一階ということなので、もしかして窓は雪に閉ざされているのかな?と思っていましたが、中庭に面していて、窓のすぐ外はお湯が流れていたみたいで、水が溜まっていて雪のどでかい塊が中庭にあるのが見えていました。
迂闊にも、入ったすぐに写真を撮るのを忘れていました。
とりあえず、有名な酸ヶ湯温泉のヒバ千人風呂にお湯は入りにいこう、その前に売店で湯浴み着買いに行くで、と、行ってきました。
1100円くらいかな、グレーの不織布でできたミニ丈のアッパッパーです。レジのおばちゃんと気楽なやりとりをしつつ購入。
これ着て、いざ!行くで!
カポーン。
写真は当然ありません。
ネットの拾い画にてお楽しみください。こんなふうな混浴にて、お湯に身体を浸しました。
写真みたいに見通しがいいわけでは無くて、外が寒いからか、館内は湯気でモワモワして、誰が誰やらわからない見通しです。
中で巨匠と待ち合わせしていましたが見た感じわからないので、きょ、巨匠?と呼びました。無事合流。
混浴恐るるに足らず。
湯浴み着は、たしかに煩わしいのですが、ジロジロ見られることなく安心ですね。
特にイチモツを見せつけてくるような男の人もおらず(巨匠連れだったからもあるでしょうけど)嫌な目にも特にあわずに、お湯を楽しみました。
すっかり温まって、夕飯。配膳に来てくれて、部屋食です。ごっつぉやん。飲み比べも頼みました。この札いいじゃないのよ。甲子園の入場校行進を思い出しますね。メニュウ。見たことないニュルいきのこの和えたのん。これ、めっちゃ美味しかったです。
ロシアで食べたお惣菜みたい。お宿の人に聞いてみたら、この辺の人は結構みんな自分らでキノコ刈りに行ったりもするらしく、このキノコはスーパーで売ってるんですか?と聞いたら、どうでしょう?結構自分達で採ったりしますよ、とのことでした。
ホタテのカルパッチョとかは、美味しいけど、想像を超えるようなことはなかったですが、このキノコの和えたのんと、フキノトウ味噌は想像を超えて美味しかったです。
あと、蓮の芽の酢漬け。美味しかったので、売店で買って帰りました。小さいけど蓮根の穴が空いていました。お宿の夕飯、十分よかったじゃない。
夕飯を、街中の料理屋で津軽湾の海鮮を食べる手配にしなかったことを、半ば後悔しながら到着していたのですが、旅館のご飯も十分見慣れないものが出てきて楽しめました。しずくが垂れるから袋をかぶせてガスヒーターの上にかけておいた湯浴み着。
ご飯後、ちょうどいい時間帯(20〜21時)にヒバ千人風呂の女性専用時間帯があって、湯浴み着なしで身体を温め直してくることができました。
朝もたしか8時から9時に女性専用時間帯があったので、朝ご飯を食べた後に、さっとお湯に入って暖まれたのがとてもよかったです。
この旅行の前はずっと、家でダラダラしてる時、やたらお尻の肉が冷えて仕方なかったので、なんか寒いな、身体冷えたな、と思ったらすぐにお湯に入れるのがとてもよかったです。こういうのが、湯治、ていうことなんでしょうかね。ロビーにあったねぶたのミニチュア。ねぶた祭りも見てみたいな。顔ハメ。ほんまに千人入れるのかしら。ビバノンノのビバか?と、23が言うので、ミッフィがビバ千人風呂じゃないのよ、と、言いました。この中は撮影禁止。お風呂だからね。これ、有名な写真ですね。千人入ってるのかな。
女性専用時間帯は、男性の脱衣場が使えたので、禁断の男性脱衣場を使ってみました。
女性の脱衣場は混んでいたのに、男性脱衣場はガラガラでした。中はこうだよ。棟方志功と縁があるようで、縁のある名前つけのサロンなどありました。雪が迫り来る窓。
積もってるね。カッコいいステンドグラス。冬の八甲田山かしら。夏のねぶた祭りかな。秋の紅葉もいいらしいね。お部屋戻ろうか。宮さんが使ったスキーだって。棟方志功の絵が飾ってありました。
この横に、洗面所があって、十分な風量の新しめのドライヤーも置いてありました。
実は、青森の古い旅館なんてきっとすごく寒いだろう、と思っていたので、すっかりびびって湯たんぽとドライヤーを持ってきていたのですが、廊下も暖かく、お部屋もガスストーブでほっかほかで、どこも寒いところがなくて湯たんぽ使いませんでした。夜中にトイレ行っても寒くないね。明日はどんな天気かな。
寝よか。
おやすみなさい。
続く。