みなさま
子供の頃は、セッセッセーノヨイヨイヨイ、アルプス一万尺、子ヤギの上で、アルペン踊りをサァ踊っちゃったりしていたものです。
子ヤギのユキちゃんの上で、アルペン踊り(ハイジがお友達と二人で踊ってるアレやん?知らんけど)踊れるもんかいなぁ、ヤギの群れの上かな?と、思ってましたが、コヤリ(小さい槍のように尖ってる山の尾根)の上だったんですね。
先週、巨匠と、るり渓に行きました。
ヤギを見に!
るり渓というのは、南丹市(多分旧園部町)にあるとこで、私は春なのでどこかでヤギの赤ちゃんを見られんもんかなと思い、Googleマップで、山羊、と入れて、比較的近いとこがるり渓の山羊牧場だったので、巨匠にどうしても山羊!と頼んで、いそいそ向かいました。
結論から言うと、子ヤギは見られず。
けど、お母さんヤギさんを撫で回しました。ヨシヨシ。
ツノの跡の周りや、アゴの下とか、顔の先の方とか、指でゴシゴシかいてあげると、気に入った子は、次々と顔を寄せて来ました。妊娠中のお腹の大きな子や、もう生んだ感じの子や、お尻に血がついた何なら今朝産んだところみたいな子もいました。
お尻に血がついた子は、メェー、メェーと鳴いて、もしかしたら産んだ子を探しているようでした。
お母さんヤギさんは、ちゃんと人間で預かって大事にしてるよ、て、言うても、人間語の説明わからへんもんね。
ともかく、もうちょい掻かれたいヤギさん。
おかあさんヤギさんを撫で回しました。
私は日本中の妊婦さんの味方をしてます。掻きすぎて、手がすごいことになり、巨匠がちょっと引いてました。
ヤギ乳と、ヤギヨーグルトと、ヤギのゴーダチーズを買って、温泉へ移動。
これは、初めて行ったのですが、園部町が町民向けに作った地方再生的な温泉を、今は閉店したすずらんの湯の会社がおしゃれに味付けして、グランピングなんかもできるようにした温泉施設だったみたいです。
巨匠は、普段の温泉ライフでも、割と、リクライナーとか、休憩スペースに重きを置くタイプなのですが、ここは、なんか気合の入った休憩スペースがあって、レオパレスのベッドの下の段みたいなとこをたくさん作って、マットを敷き、照明をつけて、カップルが大量にいたのでした。漫画もたくさん。
レオパの下段的なところからみたとこ。岩盤浴もちょこっとあって、あと、ベルギーのスパで母といった温泉施設にもあったような、謎のブラックライトのスペイシーなおやすみ空間とか、金土日しかやってない酵素浴とかもありました。
酵素浴やりたいな。
それから、温泉のプールもあって、まったく、スパの温泉施設みたいだったのですが、水着も持参でホチャホチャ遊びました。
水着のほうは、案外地元風のおばあちゃんやおじさんがメインでカップル少なめ。
鹿の親子なども外に見えて、地元の人らしき人たちが、野生やで、バンビちゃんもおるよ、と教えてくれました。
温泉プールの横に、水着で入れるサウナが3種類あって、巨匠とサウナに入りました。
男女混合でサウナ入ることはあまりないので、新鮮でした。
温泉も酒粕パックがお試しで置いてあり、地元風のおばあちゃんが顔も真っ白にして試してる時に目があって、なんかいな、とちょいびっくりしたら、可愛らしい感じでニコニコっと笑って、私にも勧めてくれました。
なんか、感じいいな。
脱衣所で館内着に着替えて、出る時にすれ違ったお掃除のおばあちゃんも、行ってらっしゃいて声かけてくれて、なんか、和む。
園部のおばあちゃん、感じがいいです。
巨匠はマッサージを試すと言うので、マッサージ終了後に再集合ということで、岩盤浴を長めに楽しみ、なんか女性専用というメイク室見に行ったら、ナノイーのドライヤーとか美顔器がタダで使えて、しかもガラ空きだったので、ゆったり頭を乾かしました。
脱衣場は、普通のドライヤーで、地元のおばあちゃんたちが賑やかにおしゃべりしていて混んでいたので、ナノイーの使える静かな部屋はありがたかったです。
なかなかよかったるり渓でした。
今週は、二人して体調もあんまり良くなく、自分の住んでる街から一歩も出ずに、お部屋の片付け用品や植木鉢などを買って、ゆったり過ごしました。
ヤギ乳うま。
もう春ですね。