みなさま
本当は、私は水曜から金曜夜までフィリピンで出張の身でした。
急に、社内が蜂の子突いたみたいに大騒ぎになって、事務所内全員出張取りやめ、全国の営業所へ向かわされ、用が済むまで戻ったきたらあかんぞ!という、無茶苦茶なことになってしまいました。
月曜日中国語予約してるんやけど、、どうするん。
水曜朝、健康診断なんやけど、どうするん。
(後日談、混乱してたけど、これ来週だった)
そんで、どないやねん、という状況で、私が飛ばされたのは茨城県水戸。
私は、こういう、ランダムでどこに行かされるかわからないけど、どこか縁のないところに飛ばされる系のイベントは引きが強いので、いつも、いいところに飛ばされてきました。
今回の水戸もいいところに違いない。23が、見渡す限りの関東平野に恐れをなして、水戸でご老公様に本当に会えるのか、と、言いました。無事駅前で会えました。
よかったね。宿。
急なことだったのでツインしか取れず、ゆったりした作り。
ソファが広げるとベッドになるタイプでした。
今の所、朝から晩まで仕事なので、偕楽園も、水戸の夜も、温泉もお酒もなんもないんですが、朝の納豆が毎日美味しいことと、営業所の人みんないい人で、社員の人が昼に、近くの近所で有名な店でシュークリーム買ってくれて美味しかったし、めっちゃええ天気だし、毎日乗ってるタクシーも、運転手さんらみんな感じいいし。
さて、3日目働いてきました。
ホテルで自転車を借りられることに気づき、近くのラーメン屋へ。
モータリゼーション社会、車がないとどこも行けないくらい、近所に食べるところがなさそうだったのです。
タクシーに毎日往復5000円近く乗るので、持ち合わせがなくなり、朝コンビニに下ろしに行ったら、いつも行くのと逆側に、周りに思っていた以上に、なんやかんやあることに気がつきました。
タクシー運転手さん曰く、昔ながらの中華そば風が食べられる、大黒。ホテルの自転車は、びっくりするほどサドルが低く、乗ってみたらヤンキー乗りになったので、39歳ですが、播州ヤンキーの気分を出して乗り付けました。
途中、ブンブブブンブブ言ってるバイクとすれ違いましたが、誰もいない交差点で、ちゃんと赤信号を守っていました。
ワクワク。
入ってみよう!メニュウ。
タクシー運転手さんや、地元のパートさん達によると、ラーメン屋さんは結構多くて、醤油、味噌、塩、豚骨、どれというわけではないけど、それぞれ美味しいとのこと。
昔ながらなら、醤油かな?と、23。瓶ビール。
うまい。
プハァうぉー、これはうまいやつや。
麺も手もみとのこと。
スープが白飯にあいます。
白飯もうまい。餃子もカワモチモチ。
残りは餃子とビールやな。
大変美味しゅうございました。
なにしろ、前ふた晩は、仕事終わるの9時過ぎやし、足棒やし、周りなんもないみたいやし、で、出かける足ないし、という状況で、夕飯食いっぱぐれ、疲れてそのまま寝る、というのが続いていたのです。
1日前の晩は現地の社員の人が昼にシュークリーム買ってくれ、それと、巨匠が出る時に持たせてくれたちょっと良いパンの切れ端(2日前の分)を夕飯にしたのでした。
急にめっちゃちゃんとご飯。
満腹。
ぐっすり眠れました。
シュークリームを晩ご飯にした夜は、変な夢を見ました。
東京で、両親と巨匠と歩いていたら、目の前に、邪悪なオーラの醜い女装家がおり、思わず母が、びっくりしてしまって、その人から、失礼ね、と睨まれ。
わたしは必死でその人に、田舎のおばちゃんで、初めて女装家を見たのです、それでびっくりしてしまって、すみません、、と、謝っていたら、なぜか後ろから来ている父が女装している、という夢。
オトーーサーーーン!なんで、今日に限って女装なん!
初めて見たって言い訳してるのに!
と思う夢でした。
ちなみに父が女装しているところをわたしは見たことがないし、多分普段からもしていないと思います。
しかも、ロバートの馬場か、シソンヌじろうが女装した感じの仕上がりになっており、ハイヒールを履き、歩くたびカツカツと足音を立て、それに合わせて父のおっぱいが、カツカツ!プルンプルン!と揺れる、という夢でした。
なんやねんな。
父はこのタイプの顔ではないのですが。
ちなみに次の日は、会社の人たちが、順番に、映画『ハチ公物語』を見せられ、しょんぼりして戻ってくるのを見て、あぁ、次わたしの番や、あの映画、しょんぼりするよなぁ、と、思う夢でした。
八千草薫さんが亡くなったからでしょうか。
翌日。毎日おつかれさま。
土曜日です。
この日も朝10時から夜9時まで作業。
がんばれがんばれ。
遅々として進まず。
なんと、夜にひとみちゃんが来てくれました。
部屋がツインしか取れなかったので、ホテルで聞いてみたところ、差額を払ったら、ソファベッドをベッドにセットしてくれて、アメニティも置いてくれるとのこと。
バッチリ手配済み。
しかも、ひとみちゃんは、レンタカーを借りてやってきてくれて、その夜駅に帰りの新幹線の予約わしに行くことができました。
翌日曜は、即位パレードで、ちょっと東京が混むみたいだったのです。
窓側はなかったですが、通路側バッチリゲットでき、予約完了。
何食べたい、と聞いてくれたひとみちゃんに、ラーメン、ラーメンと言って、二夜連続ラーメン。あじ平。
渋いね。
繰り返しになりますが、水戸のラーメン、特に塩、特に醤油ということはないけど、よくラーメン屋さんあるよ、美味しいところも結構あるよ、と、パートさんや、タクシー運転手さんが言っていたのです。
お店の人曰く、おすすめは、味噌とのこと。
ひとみちゃんが味噌にして、強奪したいくらい味噌がうまかったですが、醤油を食べました。もつ焼きもうまい。
多分豚のガツですな。
これも、隠れたソウルフードみたいで、茨城県出身のひとみちゃんも、お母さんが好きでお肉屋さんよく知ってると話していました。水戸のみとちゃんがついた梅酒を飲み、ドバドバブリブリとと愚痴を垂れ流しました。
ひとみちゃんありがとう。それから、スーパー銭湯に行って、すっかりスッキリして、帰ってポテ寝。
ひとみちゃんがいてくれて、わたしの水戸ライフは、天国に変わったのでした。
東京に足向けて寝られんです。
めっちゃありがとう!!!
なぜか水戸、て、ひとみちゃんのほうが、もっと、なぜか水戸だよね。。