みなさま
ある水曜、休んで巨匠と京都へ行ってみました。
洗濯機が壊れるとは思わず、休む羽目になると思っていなかったので、たまに巨匠とゆっくりしよ、と思ったからです。
同志社大学の学食が、見ない間にオシャレになってると聞き、行ってみました。
出町柳・今出川 同志社大学館内のレストラン アマーク・ド・パラディ寒梅館
なんか、閉まってるぽいな、と思ってやめて、タイ料理に変更。
今思うと、階を間違えていただけで、開いていたかも?
タイ料理に行く頃には腹ペコで死にそうだったので、とにかく早く食べ始められるからバイキングを選択。
巨匠は、ちゃんとしたランチメニュー選んでました。
満足し、楽美術館へ。
実は、この、すっごく近くに暮らしていたことがあるのですが、楽美術館は、全くノーマーク。
入場券千円は、学生にしては高すぎたのかもです。
巨匠は、楽焼が好きで、陶芸しよかな、と思ったこともあるそう。
私はあんまり良さがわからなくて、楽焼て知ってる?と巨匠に聞かれ、「あの、分厚くてカッスカスのお茶碗やろ?」と失礼なことを言ってしまったレベルでした。
初入場、楽美術館。入ったところに、少し座って和みつつ図録とかiPadで楽家の説明を読んだりできるコーナーがありました。
楽焼は、一子相伝らしいです。
それで、若き日の巨匠、弟子入り無理やなと思ったそう。
進んだところの暗い部屋に、黒いお茶碗がポツポツと並んでおり、めっちゃ昔の茶碗と書いてあります。
初代、長次郎。
利休に気に入られた茶碗。
これを、現物をな、利休が触ってんな、ということが伝説的でカッコいいと思いました。
面影。
この黒いお茶碗に、面影、ていう名前がカッコええです。
(多分うちにある千円のやつと替えても、わたしわからへんかも…)
けど、なんかカッコいい感じも伝わる、と思いつつ見学しました。
他のお客さんは、熱心そうな女の人ひとりと、おじさんひとり。
鳩の形した蓋付の入れ物とかあって、そんなんは可愛いなと思って見ました。
そうこうしていたら、すごい雷の音がしてきて、外は大雨。
これは、一歩も外歩けへんで、という土砂降りになったので、タクシーを呼ぶことにしました。
前にアメリカに行った時に、uberをダウンロードしてて、最近使えるみたいなので、験してみました。
uberで呼んだら、二条城あたりにいた車が来てくれて、リアルタイムで呼んだ車がどこにいるかアプリで見えました。
来て見たら、MKタクシーでした。
で、アメリカでは、uberて、来る時に料金がもう決まっててわかるんだけど、京都で呼んだMKタクシーは、来たら普通にメーター倒して走り、着いた時に金額が決まって、そこではお金を払わずに、前に登録したクレジットカードから引き落としになっていました。
ふうん、そうなん。
外国の人からしたら、なんかよくわからんやろな。
楽美術館から、二条寺町の一保堂へ、千円ポッキリ。
雨に濡れずにドアトゥードア。
まったりとお茶を飲みました。巨匠は、煎茶。
これ、めちゃうま。いっぱいあるコップで、お湯を冷まして注ぎます。秋海棠の練り切り。
私たちクマうさぎグループは、薄茶を頼みました。これよね。
結局、巨匠の煎茶がいくらでも出るので、横から勝手に注いで飲みまくりました。
巨匠は、おうちのおみやげに、お茶を買っていました。
いいね。私もそのうち買って帰るわね。
それから、またすこし散歩して、ぬか漬けとか水ナスを買い、四条までウロウロし、野村テーラーのぞいて、レースを見たりして、帰路。
すごい雷のせいで、阪急止まっていて、京阪で帰りました。どうしても座りたくて、京阪プレミアムカーに乗りました。
富豪です。
京橋でなんか食べて帰るか、と言いましたが、お腹が空かなかったので、帰宅。
帰ってから、巨匠が買って来てくれた三輪そうめんを食べました。阿蘇で買ってきた椎茸の出汁の効いためんつゆ。
実家のしそ。
アルゼンチンの海老。
うまかったです。
とくにインスタ映えはなかったけど、ゆっくり楽しく過ごしました。
夏、なんか、終わってきてますね。
昨日、帰ったら巨匠があんこう鍋を作ってくれていました。激ウマ。
季節は移ろいますね。