みなさま
前の中国出張の続き。
初めて新幹線に乗りました。
日本から、アラチャイナ、とかいうサイトで、先輩が予約してくれていました。
後は任せた、といわれ、張り切ってみんなを引き連れ、青島駅へ。
地下鉄に乗りました。
下調べした通り、25分程度で到着。
途中で、ホテルの部屋に持ってきた上着を忘れていることに気づきました。
改札を出るときに、鉄道駅の近くに出ようと思って、スーツケース持ってウロチョロしてたら、案内員みたいなおじさんと目が合い、坐火车!と言ったら、あっちやで、と、教えてくれて、カムサハムニダ、と言われました。
惜しい!
青島って、外国人としては、韓国人が一番比率が高いんだそうです。
それでかな。
それで、ノコノコ言われた改札を出て行ったら、すぐに、鉄道駅の地下の改札、というか、セキュリティがある入り口があったので、強行突破を試みるべく、突撃。
预定了新干线!と、言って、先輩がアラチャイナで予約した予約番号などの載っているプリントを見せました。
セキュリティのお兄ちゃん、ちょっと困った感じ。
奥の方から、班長的な名札をつけ、勇ましいブーツを履いたつなぎの制服の女の子がキリッとした様子でやって来て、私の持っているプリントにアラチャイナが載せておいてくれた中国語(チケットを予約しているので切符を受け取りたい、とか、書いてある様子)を見、自分の携帯に何か打ち込んで、私に見せてきました。
なんと!
日本語で、「予約した切符を受け取りたいのですか?」と、表示されているではありませんか。
对!(どぇい!)そうそれ!
と言ったら、また携帯を見せてくれて、日本語で、エスカレーターを上がったところにあります、と、書いてありました。
お姉さんが指す方を見ると、外へ通じる出口があり、おお〜、ハオハオ、谢谢!と言って、みんなを引き連れ、地上へ。
エスカレーターを上がると、駅の外で、予約券受け取り口的な漢字がある部屋がありました。
入ってみたら、自動発券機ばっかりあって、なんのこっちゃ、となり、隣で発券していた男の子に、ニイハオ、これさ、て、また、アラチャイナの紙を見せたら、困っちゃった様子で、わかりません、ごめんね、と言われました。
一旦退散し、見渡すと、隣に有人の切符売り場の部屋があったので、そこに行きました。
また、ユーディンラ、シンカンセン!と、言って、アラチャイナの紙を見せたら、なんか言ってるので、みんなに、多分パスポートです、と言って、フージャオ?と聞いたら、对对、とのことで、みんなのパスポートを渡すと無事に新幹線の切符を受け取れました。
多分、大きな荷物引いて、ワサワサ、目立って、ネギしょった鴨やったことでしょう。
その切符売り場をでると、駅の入り口が地上にもあったので、そこから、入りました。
青島駅は切符がないと駅に入れないので、さっき、地下入り口のセキュリティの人が、先に切符受け取ってきてほしくて困ってたのですね。
私は中に切符受け取るところがあるのかな、と思ってました。
なるほど。
で、スーツケースをX線に通して、みんな順調に通るか、と思ったら、しんいち先輩が止められました。
なんか言われて、手でしきりに、四角い形を示して、なんやかんやというので、パスポートか?と言ったら、ちゃう、と。
なんやろ、まったくわからん、と思ってたら、ちょっと来い、と言われて、モニタの前に連れていかれました。
そしたら、何か四角い物が写っていて、これは何か、と言われました。
先輩は結局スーツケースを開け、ホッカイロだったことがわかりました。
先輩の几帳面な性格のため、ホッカイロをきっちり重ねてスーツケースの真ん中の仕切りのポケットに入れていて、X線で見ると、爆弾みたい?なのか、何か鉄の塊に見えたようです。
私もたくさんホッカイロ持ってたのですが、ガサつい性格のため、バラバラに入れていて、全然X線で引っかかったことがなかったのです。
先輩は、前もあった、と言っていました。
セキュリティのゲートを抜けると、ホールになってて、階段が上と下とあり、待合があちこちにあるようです。
さて、どっちや。
そこにいた、乗務員的な制服のグループに切符を見せて聞いてみました。
通りかかった別の制服の人に聞いてくれて、降りていく階段の方に行くように言われました。
降りて行ったら、すごい広いホールがあって、マッサージチェアーが大量に並んでおります。
お金を入れるところはなくて、どうも電子マネーで決済するみたい。
座ってる人も多かったです。
普通の椅子もありました。
そこが待合室みたいで、でかいホールにいくつも改札がついたドアがあって、それぞれホームに通じるエスカレーターがある模様。
待合室に面したとこには無人売店とか書いてあるコンビニみたいなのもあり、電子マネーの普及が見えます。
少し時間があったので、ホテルに電話して、忘れた上着のことを話しました。
めちゃくちゃな中国語でも、なんとか通じて、まだ同じホテルに連泊する同じ会社の人に預けてくれるように頼み、結局その人のところにちゃんと届けてくれて、無事持ってきてくださいました。
中国語て、もともと漢字なので、習ってなくてもなんとなくわかるものですが、電話だけは、習わなかったらチャレンジもできないので、たどたどしくも電話で通じたのは、ちょっとうれしかったです。
さて。時間になってホームへ。いよいよ。エスカレーターにのります。新幹線ではない長距離列車も停まっています。新しい駅という感じがします。左の赤い線が入ってるのが新幹線です。こんな感じでお姉さんが車両ごとにいて、入り口にいます。
タリスかユーロスターとかでも、こういうのみたことあるな。車両内部はこんな感じ。
トイレとか手洗いとかの横に、お湯を出すところがあって、クーラー効いてる車内でしたが、なんとか、冷えすぎずに過ごせました。紙コップも出て、自由に使えます。
子供がいたずらでお湯を出して火傷しないように、赤い解除ボタンを押してから緑のでお湯を出すようになってて、さっきの乗務員さんが教えてくれました。
車内販売も盛んで、飲み物、新幹線のおもちゃ、お弁当などあり、お弁当も、日本なら匂いしないものが出ますが、結構匂いのするものもあり、中国て感じがします。これ、買ってみました。
持ち歩いている間に悪くしてしまったかも。
次は美味しい時に食べます。
乗ったのがグリーン車的なとこだったので、スナックが配られました。
なんやら、おもしろかったです。
行った先は泰安というところで、ホテルに泰山の岩が飾ってありました。
泰山というのは、カンフーかなんかで有名な山らしく、霊験新たかな山で、歴代皇帝が登る、天命の降るような山なんだそう。
その泰山の麓にある街泰安。これは、ホテルのホールにいた従業員のおっちゃんがオススメの配置。泰山の岩、四方に配置されてます。
ホテルは綺麗なホテルでした。綺麗なお部屋でしたが、眺望がゼロでした。これは、ちょっと残念ね。けど、晴れ間が見えます。
ホテルの前から泰山の一角が見える時もある、ということだったので、見えたらいいなと思ってちょっと朝ごはんの時出てみました。白く烟って、モヤモヤな空。
山は見えません。
残念でした。そして、おかゆなどの朝食。ちゅうことで、済南というところから、帰路へ。上着を忘れていたので、寒いのをビビって、パンダちゃんを膝に乗せて暖をとる予定でしたが、山東航空、満席でむしろ少し暑いくらい。この日は、帰国してから事務所に出勤して、それから帰りました。
お疲れ様。
そうそう、機内食は、鶏が乗ったご飯で、トレイを押すスチュワーデスさんの後ろから、食べるラー油みたいなんの瓶を持ったスチュワーデスさんがついてきて、かけますか?て聞いてくれて、ご飯に食べるラー油かけてもらって食べる、そんな機内食だったです。
一人一人にお母さんみたいに、大きな瓶からスプーンでご飯にかけてくれました。
ラー油は、辛い?て聞いたら、辛いですよ、と言うので、少しにしてもらったけど、もっとかけてもいいかな、て言う感じの美味しいラー油でした。
そんなこんなの、新幹線体験でした。
自分で旅行でも乗れそう。
また旅行で来よ。