毒食わば皿まで 2

毒食わば皿まで http://dokusara.exblog.jp の続き

東京分刻み!

みなさま

 

会社の研修で、東京に来ていました。

火曜夜から金曜の長丁場。

水曜の夜の宿題を昼休みにやってしまって、教科書を置いて帰ったら、翌日木曜の宿題は、終わるまでもらえませんでした。f:id:dokusara:20180421174445j:image水曜夜、友達と約束していたのにすっぽかされたので会社のおじさんたちの会に無理やり着いて行きました。

赤坂の珉珉です。

京都にあるのと、名前似てるだけで、違うんだって。

確かに美味しい餃子でした。

お店を知ってて連れてってくれたおじさんは、餃子がうまい店は焼きそばもうまい、と言って、シメに焼きそばも頼みましたが、そんなにでもなかったらしいです。

私はお腹いっぱいで入りませんでした。

餃子は、かなりおいしかったです。f:id:dokusara:20180421174830j:image翌朝、虎屋カフェで、グラノーラとヨーグルト。

おしゃれな朝飯食ってみました。

写真はカレーみたいだけど、黒糖で寄せてあるグラノーラと、ヨーグルトにこしあんのペーストがついてて、朝にぴったりの味でした。

宿題を終わりまでもらえなかったので、仕方なく教科書をもって帰りました。

終わりに、また、おじさんに無理やり混じって鶏屋に入ったら、後から、おにいさんらと会社辞めて東京に行ったM木嬢がきて、おおーー!てなりました。

元気そうでよかったです。

ほんで、みなさま、まだ盛り上がり中のところ、ダッシュでホテルに戻り、ダッシュで宿題をして、着替えて銀座へ。f:id:dokusara:20180421175539j:imageテクテク歩いて、東銀座。f:id:dokusara:20180421175647j:image歌舞伎座

23は、歌舞伎も憧れてるらしいです。ほんで、タンゴに行ってみました。

タンゴのシュガー先輩に聞いたら、ここが良かったよ、と教えてくれて、行ってみました。

ありがたし。

シュッとしたおじさんが踊ってくれて、大阪から来たと行ったら、その人も大阪出身で、5、6年前に私がいつも行ってるとこ、行ったことあると言っていました。

上手な人多いなと思って見てたら、半分くらいタンゴ教えてる人だと思うよ、と、言っていました。

そのあと、めちゃ上手な別のおじさんも踊ってくれて、楽しく過ごして帰りました。

上手な人に踊ってもらえるとすっごい楽しいです。

タンゴ、面白いでしょ、ぜひ続けてね、と言われました。

で、クタクタなって、ホテルに帰り、サッサと寝りゃいいのに、クマのパディントンを走らせるゲームにハマって、夜更かし。

翌朝、ほんとは憧れの皇居ランしようと、靴とレギンス持って来てたのに、二度寝してしまい、ギリギリに目覚めました。

頭も洗えず、シャワーだけで、ダッシュで研修へ。

皇居の側に3泊もしたのに、もったいない!(走る習慣がないからな、当然やな)

で、研修が終わって、いとこのあきちゃんに会って、東京タワーの下で、ジンギスカン食べ放題行きました。f:id:dokusara:20180421180405j:image東京タワーの真下、ビルの屋上で食べ飲み放題!f:id:dokusara:20180421180623j:imageにくにく!

羊だけでなく、豚も牛もいます。f:id:dokusara:20180421180658j:imageハイボールプレモル、などなど、飲み放題。f:id:dokusara:20180421180914j:imageあきちゃんは、東京の夜景は綺麗だと言っていました。

たぶん綺麗なところから見てるからやな、と、今思います。

いいな!綺麗な職場!

かっこいいお仕事、頑張ってください!

腹ちぎれるくらいジンギスカンを食べまくり、お店のおにいさんに、会えなかった友達の分のおみやげを、あきちゃんが強硬に要らないというので、あげて帰りました。

コップのスチ子という、新喜劇のスッチー扮するスチ子が選べないポーズでどれか入ってる分で、中はどのスチ子入ってるか、おにいさんに無理言って開けてもらったら、乳首ドリルのポーズのスチ子入ってました。

もっとかわいいヤツがよかったのにな(私のじゃないけど)。

あー楽しかった!f:id:dokusara:20180421181223j:image鯉のぼり、ついてました。

東京タワー、ええね。f:id:dokusara:20180421181307j:image駅まで行くのに、何度も綺麗なところで振り返って写真に撮りました。f:id:dokusara:20180421181345j:imageインスタ映えですな。

赤いからかわいいんかな。f:id:dokusara:20180421181440j:image駅の近くで、コーヒー飲みたい、と言ったら、あきちゃんがおごってくれました。

ありがとう!

ほで、よく歩いてホテルへ帰りました。

この晩のホテルは水天宮の近くで、水天宮朝行ってみよかな、とか、隅田川近いし、川っぺりジョギングしよかな、とか、思っていたのに、全て眠気に負けて、また、ギリギリまで寝て、東京駅へ。

エリナ嬢と合流。

東京であったエリナ嬢は、いつにまして頼もしく、和んだのでした。f:id:dokusara:20180421190017j:imageあやちゃんと、前日の晩に会っていたエリナ嬢は、ランチ指南を聞いてくれていて、私はあまり行ったことがないアメ横に繰り出しました。

御徒町で降りて、トイレ借りついでに、ユニクロをあらかし、摩利支天にお参りしました。

f:id:dokusara:20180421194851j:imageエリナ嬢撮影。ツツジが綺麗に咲いていて、蜷川実花になった気分やわ、と、エリナ嬢が言いました。

摩利支天、強力な神さんやということがわかり、なんか、元気が湧いて来ました。f:id:dokusara:20180421190218j:image天気良し!

暑いくらい。私にはちょうど気持ちいい天気でした。

目の前にあった海鮮丼を攻めました。f:id:dokusara:20180421190418j:image金色のシュワシュワ、やめとくつもりだったのに、あまりに美味しそうで、一口もらったらうますぎ!で、小さいのを頼んでしまいました。f:id:dokusara:20180421190532j:image赤海老と23が食べたいシャケの丼にしました。

結構ガッツリ魚介入ってて、ご飯も多すぎず、めっちゃ美味しく呼ばれました。

フランス人のお客さんが団体で来て、お弁当にして持って行くようで、若い高校生くらいの子たちを、若い大人が二人で仕切って引率しており、ツナとサーモンの二択で丼を選ばせて、頼んでいました。

お店の若いにいちゃんが、また、緊張の面持ちで英語で引率の人とやり取りをしてて、ビールで気持ちが上がった私は、よかったら、フランス語話せるよ、て、言ってみました。

引率の人は、弁当につけるソースは、塩辛いのか甘いのか、と、聞きたかったみたいで、塩辛い醤油だよ、と、教えてあげました。

後から女の子がきて、甘いソースが欲しいんだけど、と、英語で伝えようとして、しどろもどろなったときに、横から、私がフランス語話すの知ってる引率のお兄ちゃんが、そっちの女の人フランス語話せるから聞いてごらん、て、言って振られたので、お店の子に伝えて、甘いソースが欲しいんだって、と言ったら、うなぎのタレくらいしかないけど、と、言い、うなぎにつける甘いタレ、醤油の甘いソースだけど、それでいいの?と聞いて、それをもらえるようにしました。

普通の醤油が苦手なのかな。

そんなこともあるのかもですね。

そして、果物食べたいなーと、エリナ嬢がいい、歩きながらイチゴの串刺を中国人のやってる屋台から買い歩いていると、トルコ人に、お嬢!ケバブだよ!と、声かけられました。

半分に切ってあげる、なんでも自由にして良い、と言われ、ふらここ。f:id:dokusara:20180421191558j:imageダーーン!

エフェス!

トルコだねぇ。

パスポートなしで、旅行気分です。

周り外国人ばっかりだし。f:id:dokusara:20180421191659j:imageワイワイ賑わっとるね。f:id:dokusara:20180421191721j:imageケバブの横の中華もだいぶん良さそうな、ザ、屋台という風味。

向かいのスカジャンやをあらかし、スカジャンて、ピンキリだけど、どこ行っても良いね!て言われるようなのは五万くらいする、と聞いて、ちょっと良いなと思ったけど五万はハードル高いな、と、尻尾を巻いて逃げて来ました。

本気のスカジャン屋でした。

すっかり満喫のアメヤ横丁。f:id:dokusara:20180421192838j:imageめっちゃ楽しかったね!

多分エリナ嬢とか来たから余計楽しかったのでしょう。

それから、上野のプーシキン美術館展に行きました。

プーシキン美術館は、モスクワにあり、それで、エリナ嬢が調べてくれて、ロシアにある美術館なので、二人で行くことになりました。

今回の展覧会はフランス絵画をメインに並べていて、風景を人物画の背景としてではなく、絵として見るようになる歴史的な流れと、印象派以降の風景がまとめられてて面白くみました。

入ってすぐのところに、ナミュールの絵があって驚き、マジマジとみました。f:id:dokusara:20180421195412j:imageルイ14世の時にフランスが来て、シタデルを作った、と聞いていたのですが、そのシタデルがらみの絵で、ナポレオンの奥さんのジョセフィーヌがこの絵を持っていたこともある、と、説明していました。

ナミュール包囲戦 (1692年) - Wikipedia

f:id:dokusara:20180421211356j:image戦争の場面を描いた絵なのですが、ナミュールの地形や風景もわかるように描いてあり、風景画の萌芽が見られると説明がありました。

けど、多分、画家の視点は、高速道路でナミュール入る時に通る、駅の北側の岡の上から、南を見下ろすように見てるのですが、川の合流点がよく見えるように、旧市街を川の向こうに描いていて、嘘があり、地図のように、というよりも、雰囲気重視で、という感じでした。f:id:dokusara:20180421211225j:image真ん中から、左に向かって流れている川は、ミューズ川。フランスから流れて来てオランダへ流れる大きな国際河川です。

もうひとつ、この図では見にくいですが、ソンブル川という川があって、そのソンブル川とミューズ川が合流するところにあるのがナミュールのシタデル(城壁)です。

絵では、赤点線で囲っているところに、シタデル(城壁)の尖ってるところが見えますが、そのすぐ下にソンブル川が、流れています。

宇宙人がいるところが、現在の駅があるあたりのようです。

その、城壁の奥に市街地(青点線)が見えます。

本当のナミュールの市街地は、ソンブル川の絵から見て手前にあり、シタデルの外にあります。

シタデルは、ミューズ川とソンブル川に挟まれた山の中にある城塞を守ってる壁と一緒にできていて、シタデルの中に平らな地面はないのですね。

旧市街を手前に描いたら、ソンブル川が見えるように描けないことから、変更したんじゃないかな、と思います。

同じところに展示してあった他の絵も同じく、本当は画家の後ろにあるはずの邸宅が、街の突き当たりに見え、描きたいように変えている、と、指摘されていました。

その時代は、風景画というのは、そういうものだったようです。

ずっと時代が下って来て、パリの絵を展示してるとこでは、街の地図に印が付いてて、ここの絵、とわかるようになっていました。

エリナ嬢は、アイドルのファンで、ハッキリどこと言わずにある情報を、どこか特定する「特定班」なのですが、どの分野にも特定班おるんやなぁ、と、感心していました。

ずっと最近の絵になってくると、絵の横にある解説が、へぇぇ、そう見るんか、という感じで、なんやかんや、面白い展覧会でした。f:id:dokusara:20180421220131j:image23は、ジャガーになってミッフィにガブリ!

アンリルソーの、ヘタウマが癖になりますね。

物販には、お気に入りのナミュールの絵はなく、ロシアの雑貨がたくさん売ってありましたが、お財布を持たずに来たので、スルーしました。

ロシア雑貨見るたびに、日本で売れば高く売れる、と思ってしまいます。

それから、上野駅で、ラッシー飲んで、東京に行き、エリナ嬢と解散して、教えてもらったゴドゥノフに行きました。f:id:dokusara:20180421220607j:imageボリショイ劇場の前あたりにあったロシア料理店が日本進出!ということでしたが、お店の人はロシアコスプレではありませんでした。

ゴドゥノフのあれは、和食屋で着物着てるようなもんですかね。f:id:dokusara:20180421220821j:imageモルスがあり、モルスとビール割ったのがあったのでそれを頼みました。f:id:dokusara:20180421220857j:imageで、単品でビーフストロガノフだけ頼んで、ダッシュで食べて新幹線へ。

今回は、よく遊びましたー。

あきちゃん、エリナ嬢、忙しいところ、遊んでくれてありがとう!

いい季節になって来ました。

 

ごきげんよう